ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

◆スポンサーリンク◆


【食べ物紹介】油泼扯面(油チャー麺)10元

春分を過ぎ、瀋陽もかなり温かくなってきた。

まだ汗ばむと言うことはないが、それでも日中は(瀋陽の冬からすれば)快適に過ごせる。

f:id:chachan-china:20190327151745j:plain

暖かくなるにつれて、瀋陽は一気に忙しくなる(気がする)。

まず外出する人、機会が増えるため、それにともない車の量も増える。

そのため道路が大渋滞を起こし、移動に時間がとられてしまい、忙しくなる。

冬の間は(あまりすすんでは)顧客訪問をしないので、この春の訪れとともに一気に

訪問回数が増え、忙しくなる。

冬の間は外出をできるだけ避け、家で過ごしていた子供たちがこども園へ通園を開始。

入室前の手洗いなどとにかく長蛇の列ができ、後のスケジュールが押し気味になり忙しくなる。

 

でも冬が長い瀋陽からすれば、やはり春の訪れを感じられることは、とても嬉しい。

 

午前中はお水を一口飲む時間もなく、バタバタと過ごす。

ボスとやり取りを終えて時計を見ると、すでにお昼休み。

午後のスケジュールを考えると、のんびりしている時間はない。急いで食堂へ向かった。

 

ここ1週間ほどずっと足を運んでいる“发财”のお店。ここは基本白ご飯+おかず。

 

久しぶりに麺類が食べたくなり、おばちゃんに挨拶だけして違うお店へ。

今日選んだのは陕西省と山西省の伝統麺料理「油泼扯面」。

「油泼」 は油をかけるという意味で、「扯」とは引っ張る、引き裂くという意味。

小麦粉の塊を引っ張って伸ばして薄く仕上げた麺で、モチモチと柔らかい食感を存分に

味わえるのが特徴である。

 

余談であるが、主人は細麺柔らかめが好きなのに対し、私は太麺堅めが好きである。

そのためお店の人に「ちょっと堅めってできる?」と尋ねてみると、大丈夫との事。

さらに「油は少な目で」と伝えると、「多い方がおいしいのに」と少々残念そう。

それでも遅めに行ったこともあり、快く要望に応えてくれた。

 

そして出された油泼扯面(油チャー麺)10元(≒165円)が、こちら。

f:id:chachan-china:20190327154324j:plain

 

非常に急いでいるように見えたのか、麺をこねていたおじちゃんから

「しっかり混ぜるんだよ、しっかり。ちゃんとお椀の底から混ぜるんだよ」と念を押される。

その教えをきちんと守り、しっかりまぜてはみるものの、まだやはり左側がきちんと

混ざっていない。

f:id:chachan-china:20190327154532j:plain

でもこがし油や唐辛子の香りにそそられて、もうこれ以上待てない。

それでは、いただきます!

f:id:chachan-china:20190327154744j:plain

 

見た目よりも随分辛く、ヒーヒー言いながら食べた。

隣で見ていた同僚がかわいそうに思ってくれたのか、アイスを買ってくれた。

気分転換の散歩も兼ね、少し外に出て食べることに。

f:id:chachan-china:20190327155219j:plain f:id:chachan-china:20190327155020j:plain

こちらは見た目以上に甘く、先ほどの辛さとで、一気に喉が渇いた。

 

外に出てアイスを食べられるようになったこの気温。

瀋陽の春はとても短いので、春の一日一日を大切に過ごしたいと思う。