ちゃーちゃん@中国

中国滞在10年以上の日本人女性から見える「生の中国」とは?



あなたの目には、中国はどのように映っていますか?

あなたが本当に知りたいことはなんですか?

影響力等は決してないですが、日本人と中国人の誤解が少しでも解ければと思って始めたブログです。



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バス通勤よりも早いものとは…

本日午後、大切なお約束があり「12時になればすぐにプロジェクト本部から飛び出そう!」

と思っていたところ、ボスから急にヘビーパスを受け取る。

 

「帰りに〇〇会社によって、お客さんから書類を受け取って。月曜朝一で使うから」

 

えぇ!!

その会社、帰りのバスの路線外ですが・・・

 

急ぐ気持ちを抑え、「高德地图(=高徳地図)」というナビシステムのアプリを開く。

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「ん? バス(画像左)より、自転車(画像右)の方が早い…⁉」

 

確かにほとんどのバス路線は、瀋陽の街中をかなり大回りをする。

自家用車で30分ほどで到着するところ、バスだと1時間は必要だったりする。

バスは市民の足。運賃がエアコン付き2元(≒32円)、エアコンなし1元(≒16円)だから

仕方がない話だ。

それに引き替え自転車は、いわば直行便。

にしても、10分差は非常に大きい。迷わず自転車を選択。

 

その自転車というのは、今アリペイ社がバックについているシェアサイクル。

その名も、「哈啰单车(=Hellobike)」。

街中で「ちょっとそこまで」という時に、非常に役に立つ。

 

ちなみにお値段は先日4月15日から価格調整され、現在1回15分につき1元。

しかし回数券や定期券(月決済20元、3か月決済60元)などもあり、さらには

割引クーポンなどもあり、 ライフスタイルにあわせ上手く利用すれば、

非常にお手頃な価格である。

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私も定期券を購入しており、基本いくら乗車しても定額である。

(※地域により値段に多少の前後があります。また定期券も1度の乗車は2時間までが無料などという、細かい規定が設けられています。)

 

そのシェア自転車が、こちら。

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さらに今年から、電動自転車タイプも導入された。こちらは1回15分につき2元。

(先ほどの定期券では乗車できません。)

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以前一度だけ試しで乗車してみた。楽は楽であるが結構なスピードが出るため

交通量の多い場所では少し危険な気がした。ちなみにこちらの定期は月決算60元。

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そして実は(瀋陽だけかもしれないが)、もうひとタイプある。

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こちらは15分0.5元。

「おぉ!安くてお得」と思われた方。そう簡単にはいかないものだ。

さすがに世の中はうまくできている。 こちらのシェア自転車、非常にペダルが重い。

 

実は今朝、我が子をこども園まで届け、バス停までの移動のためにシェア自転車を

利用しようとしたが、近くに15分1元のタイプが見つからなかったため

この15分0.5元タイプに乗った。

バス停まで約1キロ。特別坂道がある訳ではないのだが、足がガクガクしてくるのが分かった。

次回からは、このタイプはおそらく避けると思われる(苦笑)

 

さて、話は冒頭まで戻る。

12時になり、一目散に1階まで。そして回転ドアを潜り抜け、出入口付近に停車してあった

「哈啰单车(=Hellobike)」に駆け寄る。

ただここは中国。故障車もパンク車もお構いなしで置いてある。

乗る前は必ず点検が必要なのだ。

 

両ブレーキをかけてみる。問題なし

チェーンは外れてないか。問題なし

ペダルとサドルはちゃんと付いているか。問題なし(←笑いごとでなく、本当に確認が必要)

 

そこまで確認して、「哈啰单车(=Hellobike)」のアプリを開きロックを外す。

 

「哈啰单车」という音声と共に、カチャとロックが外れる音がする。

さぁ、出発!

 

お昼時とあり、今中国で流行りの「外卖(=デリバリー)」を運ぶバイクが行きかう。

自転車もバイクも進行方向があるが、配達ノルマがあるため交通ルールはお構いなし。

逆走、人を潜り抜けるためのジグザグ運転や、急な方向転換も日常茶飯事。

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焦る気持ちを抑えつつ、中国ではあくまで安全運転を心がける。

急な飛び出しも、道いっぱいに広がって歩く通行人にも対応できるスピードを保つ。

 

自転車を走らせること約25分。目的地に到着。

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無事書類を受け取ったのは良いが、自宅までの道のりを再度「高德地图(=高徳地図)」で

調べてみる。

 

やっぱり!

 

先程と同じように、バスよりも自転車の方が早く到着する。

もうこうなれば、残りも自転車で帰ろうと決意をし、先ほどの自転車に跨る。

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さすがに後半は迷ったからか、疲れが出たのか、時間の割には距離は出なかった。

とりあえず大切な約束時間には間に合い、ホッと胸をなでおろす。

 

少し時間があったので、主人に報告。

予告したように、ちゃんと自転車で帰ってきたよ。毎日自転車で帰宅しようかしら。そしたらスポーツジムに通う必要もなく痩せられる! 

まさか、電線のように痩せるつもり⁉
でも安全第一、毎日だと疲れるからさ、あくまで楽しい範囲でね。無理は禁物だよ。今日はお疲れ様~!

 

「電線」というのが、なぜかツボにはまり思わず吹き出してしまう。

冗談を交え、いつもこんな風に笑わせながら“おだててくれる”主人に感謝している。

 

毎日バスに揺られること片道約1時間。渋滞に巻き込まれると、更に長い時間バスに軟禁状態。

こんなことなら本当に週明けから、自転車通勤しようかしら。 

AI犬「可旺(カーワン)」で発音練習

先日の『実は最近、中国語をあきらめようかと思っていた話』を発表してから、

本当に多くの方から、励ましやアドバイスをいただいた。(記事はこちらから)

お声掛けいただいた一言一言が嬉しく心に染みると共に、こういう出逢いがあるから

やはり私は中国語が好きで、やめられないのだと改めて感じた。

 

みなさん、本当にありがとうございました。

 

さて、0ベースで中国語を見つめ直し始めた今、今まで以上に真剣に向き合うべく、

プライドはすべて捨てていくと共に、手を差し伸べてくださる方のご好意には

以前のような「申し訳ない」「ご迷惑をおかけするのでは…」「失礼かも」あるいは

「間違って恥ずかしい思いをしたらどうしよう」「全く話にならないと思われたらどうしよう」

という思いは傍に置き、甘えさせていただこうと思う。

 

さらに利用できるものは、この際すべて使ってみようと思い、こんなことにも挑戦している。


AI犬(可旺)で、発音練習

 

我が子のために義弟が勝ってくれたAI犬、その名は「可旺(=カーワン)」。

しかし私が発音練習のために、可旺を“飼う”ことにした(笑)。

 

可旺とコミュニケーションを取れる単語は、合計12個。

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けれどこの可旺、言葉には結構敏感なようで…。

私の発音が少しでも違うと、何もなかったかのように“涼しい顔”をするのだ。


AI犬(可旺)で、発音練習 (なぜ?言うこと聞いてよ!)

 

特に私の苦手な“iou”の音入っている「秀一个(=芸をして)」。 

今までも、何もなかったかのような表情。

 

今日の夕方、連続成功を連発し思わず顔がほころぶ私。

 

中国語がうまくなりたいと、大の大人の私だが至って真剣なのだ。

なぜならこれも、一つの練習材料だから(笑)

実は最近、中国語をあきらめようかと思っていた話

今日のお話は、「書くべきか、書かざるべきか」とずっと悩み、頭をよぎっては消え、

消えてはよぎりしている内容である。

この気持ちを一旦消化させなければ、どうやら前に進んではいけないらしいと、

思い切って話してみることにする。

 

いつもはポジティブなブログ記事を書いている私も、人知れず悩んだりもする。

いや、もともとは案外ネガティブ人間であったりする。

その悩みとは、そう、中国語の発音のことだ。

 

(中国語の)発音、発音と私のブログはうるさいほどに登場するが

実は発音を一から本気で見直そうと決心し、取り組み始めたのはここ最近のことだ。

正確には主人に「60点!」とダメだしを食らってからである。

 

中国語を始めた時、発音が大切なのことは英語学習からも分かっていた。

しかし他の留学生と比べ(←この起点がそもそも間違い)、比較的キレイな方だと思っていたため

勝手に自分は発音ができているのではないかと、錯覚していた。

 

そのため録音をして自分の発音音源を聞いても、(間違っていないと思っているため)

それほど真面目に分析をするわけではなく、間違いが気づかないという悪循環に

陥っていたのである。

あるいは気づいていたのだが、発音ができていないという事実に気付かないようにするため、

自己防御が自然と働き、気づかぬふりをして、自分の発音を直視していなかったのかも知れない。

 

心のどこかに「ノンネイティブが中国人と同じように話せるわけがない」とも思っており

中国人のように話せる方は「きっと中国にルーツがあるのだろう」と勝手に決めつけていた。

 

その概念を打ち砕いたのが、去年の10月に拝聴したこちらの音読。


朗读《海上日出》巴金

 

以前のブログでもご紹介をしたが、岡本悠馬 (@yuma_okamoto) | Twitterさんの《海上日出》。

それまでの高いだけのプライドや、言いわけ、驕り、自惚れすべてが吹っ飛び、

純粋に「こんな音読ができるようになりたい!」と思った。

 

そこから、自分の発音に対し「あれ?」と思うようになった。

分かっている(つもり)だった発音法を、もう一度学びなおし始めた。

見つめ直し、少し自信が出たところでツイッターにUPしようと録音していたところ、

主人の「60点」に心を打ち砕かれ、一気に発音するのが怖くなった。

 

それまで積極的にブログやツイッターにUPしていた音読も、消極的になってくる。

 

せっかく毎月25日に林松涛🍏語林🍎 (@tao1tao) | Twitter先生がお題を出してくださる『中文背诵』。

1年前の私なら、我先にと(自信満々で)自慢するかのように、音源をUPしていただろう。

しかし今は正直、全く自信がなく音源を録音してもUPする勇気が出ない。 

 

また初志 @読書坂道中国語🐕🌱 (@wuwangchuzhi) | Twitterさんや

yukabi (@yukabi777) | Twitterさんの素晴らしい音読に賞賛を称え、敬意を抱くと共に、

自分には到底できないと、音読UPのための最後のワンクリックができずにいる。

 

今は正直音読しても、どうも暖簾を押すような感じである。

音の正確性を重視するあまりに、音の響きや感情を全く乗せられない、平たい音読に

なってしまっている。発音の正誤という、小手先のこじんまりした発音である。

 

さらに致命傷は、自分が「良かったのでは」と思う音読も、他の方に聞いていただくと

「あまりよくない」という答えが返ってくる。

迷いに迷った発音は、もうどこがどう違うかさえも分からなくなるほどだった。

 

ある日、音読練習をしている隣で「今のきちんと発音ができていない状態では

何百回と音読しても、あんまり効果はないね」と主人に言われたことが、決定打だった。

 

もうどうしていいか分からなくなり、「だったら、もう今から中国語は話さない」と

言い放ったことさえあった。

とは言え、主人は日本語が全く話せない。

生活をするためには、やはり(現実的にしばらくは)私が中国語を話すしかない。

この事実が非常に苦しかった。

 

そのため春節を過ぎたあたりから、中国語学習を少し休んでいた。

ツイッターの「#伴走学習」のハッシュタグツイートも、少なくなったのはそのせいである。

 

実は自称「中国語オタク」を名乗っているにも関わらず、中国語をやめたいと思ったことは

これまでも数知れず経験してきた。

「なぜ中国語なんだろう」、「中国語なんて学習しなければよかった」と思ったことも

両手両足でも足らない程である。

 

自分の中国語に落ち込んだり、少し自信を回復したりの繰り返し。 

先月の朗読劇クラブで、少し糸口を見つけられた気がしたが、最近また迷いが生じた。

こうやって、行ったり来たりを繰り返してきた10年である。

 

時には「好きだと思っている中国語だが、本当は好きではないのかも知れない」と

思うことさえもある。

 

それでも毎回あきらめず、今日まで続けているのは、きっと今までの努力を無駄にしたくない、

という気持ちではなく、単純に中国語を通して出逢えるご縁に魅力を感じているからかも知れない。

 

あるいはもっと簡潔に表現すると、すでに中国語自体が体の一部になっており、

それを切り離しては私という人生を考えられないのかもしれない。

その証拠に主人との唯一の意思疎通方法が、中国語であるからだ。

 

また「もういいや」とあきらめたところで、この大きな心の穴を埋めてくれる他を

見つけられないのかもしれない。

 

さらにはこんな状態であっても、求めてくれる方もいる。

 

こんな私だからこそ、お伝えできる中国語もあるのではないだろうかとも思う。

特にまもなく再開する、伴走学習。題して『オタク中国語』は教科書には載っていない、

しかし中国での生活の中で気付いた中国語の根本の部分を、日本人の中国語学習者に標準を合わせ、

“教える”のではなく一緒に伴走する内容にしている。

 

これは単純に中国語同志を増やしたい、中国語の種を1粒でも撒ければと、

そんな願いを込めての勉強会である。そう思うのはやはり中国語が好きなのかも知れない、

とも思ったりもする。

 

おそらくこれからも、中国語発音、中国語のコンプレックスは続いていくだろう。

モグラたたきのように少し自信が持てれば、また叩かれの繰り返しだろう。

一生かけてもこの発音の泥沼からは、抜け出せないのかも知れない。

中国語自体を一層諦めた方が、楽になれるかも知れない。

あるいは先日東京大学の入学式で、上野千鶴子氏が祝辞で述べたように、

努力をしたところで、中国語発音が成果となって出てこないかもしれない。

「がんばっても報われない社会が待っている」東大の入学式で語られたこと【全文】(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

 

でもこの“痛み”や“苦しみ”があるからこそ、驕りやうぬぼれが削ぎ落とされた私に

なれるのかも知れない。

 

もう「(音読UP)やるやる詐欺」や、中国語上級者のような振る舞いはやめよう。

そう、思えばいつだって私は「中国語挑戦者」なのだ。

その根本を思い出させるための、今の迷いなのかもしれないとふと思う。

 

とにかく今までも中国語でくじけそうになったとき、あきらめるのは「あの『山』を

越えてからにしよう」と踏ん張ってきたじゃないか。

 

今日のこの気持ちや恥を吐きだした今、これからまた挑戦者として歩き始めよう。

だってやはり、私にとって中国語は“特別な”存在だから。 

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