国慶節の7連休も、残すところ今日と明日のみ。
瀋陽から離れずにかなりゆっくり過ごし、日頃の寝不足を解消したりできた。
さて、本日は主人の熱い要望に応え、近所にある「鴨舎菜館」というレストランへ。
それほど大きなレストランではないものの、幼児用の椅子や食器類を用意してあり
また机と机の間隔も、かなり広く取ってあるため非常に過ごしやすい。
メニュー1ページ目にも、大きく記されている北京ダック。
一匹69元(≒1035円)、半匹49元(≒735円)。
主人の「もう嫌って言う程、食べたい!」という一言で、1匹に決定。
家族3人が、北京ダックを目的にレストランに向かったため、
他の料理は北京ダックを待つ間に食べる「五彩大拉皮(=五色ダーラーピー)」のみ。
春雨のような味だが、太さは指2本分、しっかり厚みもあり
ゴマダレの中に、ピリ辛さもあり、ツルッのど越し爽快な一品。
ちなみにこちらは東北料理。食べる時は豪快に混ぜていただく料理である。
この「五彩大拉皮」を食べながら、待つこと約15分。
運ばれてきた、本日のメイン「北京烤鸭(=北京ダック)」。
切り分けられた北京ダック、こちらが半匹分。
そして、一番価値があるとされる「皮」の部分。
それをパテに巻いていただく。
「正しい巻き方」というのがあり、見た目もキレイで、タレも落ちない。
その解説は、下記の動画の1分13秒頃から。
骨の部分は北京ダックスープにしてもらい、美味しくいただいた。
北京留学当時、とにかく貧乏学生だった私は、
期末テストが終わると仲間15人ほどで、1匹食べるというのが楽しみだった。
あの時のおいしさと言ったらなかった。
久方ぶりに北京ダックをいただいた。
今日も確かに“おいしく”はあったのだが、何かが足りない、そんな気がした。
北京ではなく、瀋陽だったから、だろうか…(笑)。
最後に、CCTVのドキュメンタリーがあったので、そちらの紹介をしておきたいと思う。
中国語も非常に聞き取りやすいので、北京ダックの世界をぜひ身近に感じていただきたい。
やはり、素人の動画とは全く違う…(笑)