普段は子供をこども園に送り届けた後、主人の会社までの途中にある地下鉄の駅まで、
ついでに乗せていってもらっている。
しかし先日13日水曜日から、主人は出張で上海へ。
そのためこの数日間の朝は非常にバタバタした。
7時過ぎに子供と一緒に家を出て、徒歩でこども園へ。
7時20分ごろ到着し、コートを脱がせ、靴を履きかえ、鞄をロッカーにしまい、先生の元へ。
軽く挨拶をして7時半頃こども園を出て、シェア自転車に乗りバス停へ急ぐ。
待つこと10分。やっと来た目的の路線バスに飛び乗る。
日本の通勤ラッシュもすごいが、こちらも負けていない。
「次の便、10分待てば来る! それ以上乗り込むようなら、運転しない!」と運転手が乗車拒否。
それでも「こっちだって仕事がかかってるんだ!」と言わんばかりに、みんなで乗り込む。
日本と違い舗装されていない道も通過するため、上下左右に大きく揺れる。
それでも手すりがなくてもお互いが支え合い大丈夫なほど、車内は込み合っていた。
揺られること40分。やっと撮影ができるまで乗客が減った。
バスに立ったまま揺られること約1時間、やっと目的地に到着。
これだけでおそらく朝ご飯のカロリーは消費していると確信する。
そんな3日間を過ごし4日目土曜日。我が子と1日デートをし、疲れ切った深夜。
主人が出張から、たくさんのお土産と共に帰ってきてくれた。
まずは私達夫婦が恋愛中によく行った「振鼎鸡」。
(その頃私は上海で会社務め。週末遊びに来てくれた時によく言ったレストラン)
ポン酢よりも酸味を抑えた醤油ベースに、刻み生姜がたっぷり入ったタレでいただく。
お肉が柔らかく、脂身もあるがしつこくない。
そして次のお土産は、左側「清浦菜」と右側「青团」。
「清浦菜」は主人も“何かわからず興味本位で買った”との事。
パッケージの写真からは、お漬物のようなイメージをいだくが、果たしてどうなのか?
(後日食したら、またレポートします)
そして「青团」は草団子のような感じである。中身は卵の黄身と田麩(左)と胡麻(右)
胡麻味はだいたいの味が予測できるので、味の予測がしづらい「卵の黄身と田麩」を
早速いただいてみた。
卵の黄身は月餅などにもよく入っているので予測はつくが、 田麩とのコラボがどうも…。
おそらく田麩がない方が、美味しいと思われる。
さらには私が好きな「粽子」という、ちまきも一緒に買ってきてくれた。
左側が「卵の黄身と豚肉」、右側が「豚肉」が中身のようだ。
中国のちまきは主食であり、同じように餅米を使用するがついてお餅にしたりはしない。
竹の葉にもち米と具を入れ、包んだ茹でる。(※地域により特色があり、色んな作り方がある)
こちらは保存がきくので一気に食べるのはもったいないと、また後日のお目見えに
することにした。
上海で3年間生活していたとはいえ、離れて約4年が過ぎた。
きっと街も様変わりしているのだろうと思いながら、上海の味をいただいた。
最後に出張で忙しい合間をぬって、お土産を買ってきてくれた主人。
出張お疲れ様でした。気持ちは十分受け取りました。ありがとう!