中国語同志の「初志」さん。
twitterのコメントからも、中国語、特に音読への愛が伝わってくる。
【拡散希望!】(最新版)
— 初志 @読書坂道中国語🐕🌱 (@wuwangchuzhi) 2019年3月18日
中国語学習用のタグです。
同学募集中です!#毎日音読 毎日好きな教材で音読#中文背诵 名文を暗唱。今は徐志摩《再别康桥》、毎月25日に林先生 @tao1tao がお題を発表#影子练习 シャドーイング#接龙游戏 しりとりボキャビル#句子背诵 例文暗記
毎日音読を投稿し続け、先日「#毎日音読」のタグ付をして、40日目を迎えたそうだ。
各国首脑对新西兰枪击案遇害者表示哀悼https://t.co/7udViRUnFn
— 初志 @読書坂道中国語🐕🌱 (@wuwangchuzhi) 2019年3月16日
いつの間にか40日経ってた😃#毎日音読 タグ継続40日目 pic.twitter.com/hCJqh9Nuxt
発音に厳しい主人からも「今まで聞いた全ての日本人の発音の中で、トップ3に入る」との
非常に高い評価の発音、そして音読。
あまりにもお上手なので、以前1日にどのぐらい音読されていらっしゃるのかを
お尋ねしたことがあった。
「1日3時間ぐらいですかね」とサラリとお答えされたのが、何よりも努力を積み重ねて
いらっしゃる証拠のように思えた。
そんな初志さんが、先日こんな有益な情報を提供してくださっていたので、
今日はぜひ共有させていただきたいと思い、連絡を取ると快諾してくださった。
独学してるとおかしな発音が固定化してしまう、と恐れる人は近くの中国語教室などにいきネイティブもしくは中国語の音韻論を学んだ日本人に矯正してもらうといいと思います。
— 初志 @読書坂道中国語🐕🌱 (@wuwangchuzhi) 2019年3月14日
それが難しければHELLOTALK(無料外国語学習アプリ)とシャドーイングを両輪に練習すれば誰でもある程度まで上達するかなと。
HelloTalkは相互学習を目的とした、無料外国語学習アプリである。
アプリ名には英会話とあるが、英語に限ったわけではなく、中国語ももちろん対応可能。
「システムマッチ」から自分の目的言語の相手を探せるだけでなく、
(始めは勇気がいるとは思うが)タイムラインに自分の音読を載せることで、
発音や音読について、アドバイスや評価などをいただけたりもする。
シャドーイングは、毎日更新される新闻联播(http://tv.cctv.com/lm/xwlb/ )やNHKWORLD(https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/zh/ )がおすすめです。
私も新闻联播は、移動のバスの中や家事をしながら聞くことが多い。
さらに原稿(赤丸部分)もあるため、ディクテーションの教材として使っている。
今は発音矯正もしているため、意識してピンインでディクテーションをしたりもする。
毎日半時間ぐらいだが、集中してディクテーションを行う。
またヘッドフォンなどで外部の音は入らないようにし、アナウンサーのキレイな発音に
集中して、その音やイントネーションを一生懸命真似たりもする。
また私のオススメアプリは「喜马拉雅」。https://www.ximalaya.com/
もちろん携帯アプリもダウンロードが可能である。
音読だけでなく、講義や音楽などのジャンルもあり、さらにはプロから素人さんが
自ら音読をUPしていたりするので、いろんな音読を聞くことができる。
もちろん我々も音源をUPすることもできるので、いつの日かチャレンジしてみたい。
あと細かい個別の質問はHiNativeでするといいです。これも無料。
HiNativeではこんなふうに詳しく回答してくださる方も数多くいらっしゃいます。
実感としてはHELLOTALKよりも語学の熟練者の割合が高く、回答の質が高い気がします。しかも一つ質問すると5分も経たぬうちに3、4の回答が付くこともザラで、とにかくお勧めです。
莫卧儿、ムガル帝国のムガルの音訳としては知ってたけど、同名の詩人がいるのは林先生のツイートではじめて知った。
で、この場合の儿の発音が2声なのか軽声なのかがわからないので、HiNativeで質問してみた。
本来は2声だが、実際は3声と軽声の中間くらいで発音されるという。
なるほど勉強になる。
HiNativeのアプリは存じ上げず、ダウンロードしてみた。
中国からはVPNがなければ、GoogleからもFacebookからも登録できない。
Wechatからも外部登録ができるところをみると、中国人ユーザーを意識してのことだ。
母語と目的言語のレベルを選び、登録すると質問を開始できるようだ。
あとは一時期、暇なときにyoutubeのCCTVliveチャンネル、中文国际频道をつけっぱなしにしてたこともありました。(これも再開しようかな) というわけで、外国語の環境はある程度までなら自分でも作れると思います。
CCTVのアナウンサー、特に国を代表する夕方7時台のニュースのアナウンサーになるためには、
普通话水平考试という標準語レベル試験で、99.9%以上の正解率が必要と聞いたことがある。
主人もアナウンサーを目指したことがあったらしく、普通话水平考试は一級を合格したらしいが
それでもアナウンサー試験には落ちてしまったと話してくれたことがあった。
キレイな発音を目指すのであれば、やはり超一流と言われる人たちの発音を、
毎日、毎日繰り返し、繰り返し聞くのが一番良い。
「音」そのものも大切であるが、私も家事をしながら初志さんのようにエンドレスで流し
できるだけイントネーションや息遣い、区切りなどを体に染み込ませるようにしている。
ネイティブの音源がない教材や文章に関しては“讯飞有声”というアプリが便利です。
これは自分が文章をコピーした瞬間に、それを音読しますか?というポップアップが出て、「はい」を選ぶとすぐに音読してくれるアプリです。
これが驚くほど自然な音読で、しかも音読者まで選べます(普通话だけで8人)
ちなみに音読者を切り替えるとこんな感じです。
— 初志 @読書坂道中国語🐕🌱 (@wuwangchuzhi) 2019年3月14日
普通话は計8人(それぞれ得意分野があり新闻、小说、文章など様々)、その他方言系は广东、东北、四川、陕西、河南と多彩。再生してませんが、英語もありますね、すごすぎる😃! pic.twitter.com/Y0IeeLW4eu
こちらのアプリも存じ上げず、このようなご紹介をいただけたことに心から感謝を申し上げたい。
音源のない文章であっても素晴らしい文章はたくさんあり、音で聴いてみたり
音読の参考にと、誰かに読んでもらいたい作品が存在する。
そんな時にこのアプリを活用したいと思う。
翻訳に関しては“有道翻译官”が恐るべき威力を発揮します。
試しに今日の午後1時56分更新のNHKWORLDのニュース記事を中日翻訳にかけた結果です。
ほぼ完璧な日本語に翻訳されていて、内容もかなり正確です。
おそらく日中訳の精度もかなりのものと予想されるので作文にも応用可と思われます。
こちらのアプリ、私もよく利用をする。
(特許などの専門用語が多いものは、残念な結果になったが)一般的な翻訳であれば
他のアプリよりも、正確性が高いと思われる。
さらに驚くことに、原文を写真に撮り翻訳することも可能である。
ちなみに英語⇔中国語の正確性はより高く、医療用語もほとんど間違いなく翻訳していた。
いつも初志さんに刺激をいただきながら、音読UPの「やるやる詐欺」になっているので、
今日から私も、きちんと約束を果たしたいと思う。
林松涛先生(林松涛 @ 語林中国語教室 (@tao1tao) | Twitter)が、毎月25日にお題を
出してくださる作品。今月は徐志摩の《再别康桥》(原稿はこちらから)
※中国語学習者の皆さま、講師の皆さま、中国語ネイティブの皆さま
コメント欄やメールに、率直なご感想や改善点、アドバイスをお伝えいただければ幸いです。どうかご遠慮なさらず、ちゃーちゃんの中国語向上に一役かってやろうと、ご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
正直、こんなレベルの音読をUPするのは非常に恥ずかしく、嫌である。
しかし「このぐらいでもUPするなら私も! 」と、誰かに思っていただければと思い、
また積み重ね振り返った時に、自分の足跡から何かを気付けるように残しておきたい。
何より初志さんの「同学」が少しでも増えればという思いに、微力ながらも私もなにか
お手伝いできればと思い、これからtwitterにUPしていきたいと思う。
初志さん、数々のアプリをご紹介くださり、ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。