ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

◆スポンサーリンク◆


明日への動力

約1年前、急遽勃発した「こども園の担任交代」騒動。

 

保護者の一致団結で、大逆転を収めた話は、正直今でも胸が熱くなる。

しかしコロナ禍があり、こども園は1月から休園。

6月に開園されたが、今なお登園せず自宅でいる園児もおり、戻りは約8割程である。

 

中国の入園、入学は9月。

我が子のこども園は“慣らし期間”を考慮し、8月半ばには担任が交代する。

今までの正担任から、Wechatに最後の挨拶が流れてきたときは、

さすがに胸が締め付けられた。

 

f:id:chachan-china:20200819155543j:plain

(この2年間、ご協力を賜り誠にありがとうございました。私にしていただいたように、◆先生にもご協力をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。★クラスでも毎日を楽しく過ごせますように!)

 

すぐに返信しようとしたが、うまく言葉にならず、一呼吸を置き翌日返信した。

 

  • 我が子とピーピー君は、受け入れ初日から通園し、お世話になったこと。
  • 初日、泣きながら10時のおやつを食べる動画を送ってもらったこと。
  • ある日、拗ねて帰宅した理由は「先生が新入生ばっかり抱っこするのが嫌」と他のクラスメイトに焼きもちを焼いたこと

など、この2年間の思い出と感謝を書いた。

 

夕方、すでに新しいクラスの担任になっている先生は、

「今仕事が終わりました」から始まる音声チャットで、返信をくれた。

その声は涙声で、至る所に感謝とわが子に対する愛が溢れていた。

 

先生は、

「外国人の親御さんの担任になるのは初めてで、

正直うまくコミュニケーションが取れるのか心配をしましたが、

他の親御さんよりご夫婦揃って、私の仕事にご理解と、ご協力いただき、

積極的に動いてくださったこと。

そして忙しさを吹き飛ばすような、声がけや思いやりをいただいたことに、

心から感謝申し上げます。

この2年間、一緒に成長を見守れたことは一生忘れません。

また1年前、違うクラスの担任に任命されたとき、

園長先生に抗議してくださったこと。しかもあの後、園長先生に呼び出され

『〇〇のママにあそこまで言ってもらえるあなたは、やはり我々幼稚園の誇りだわ』と

言ってもらえたことを思い出しました。本当ありがとうございました」

とお声がけいただいた。

 

海外での子育ては、相手の気持ちや行動が全くつかめず

悩むことも日常茶飯事である。

それでも今回のように、心が通い合うことがあり、

受け入れてもらえた嬉しさと感謝が、明日への動力になっている。