ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

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HSP=Highly Sensitive Person(人一倍敏感な人)

「HSC/HSP」というのをご存じだろうか?

HSC=Highly Sensitive Child、HSP=Highly Sensitive Person、つまり「人一倍敏感な子・人

繊細さや感受性の豊かさ鋭さ、敏感さを生まれ持つ気質の子供・人」のことである。

実は、私のことだったりする。

 

HSCの詳しい内容は、(id:HappyUnbirthday) さんが記事にされている。

きっとご本人は向き合うことで苦しい事、胸を裂かれるような思いもあっただろうに、

このように記事にされたその勇気と思い、願いに、最大の敬意と拍手を送りたい。

簡単にこのHSPの主な特徴だけ記載しておくとすれば、

  • 細かいことに気付く
  • 刺激を受けやすい
  • 強い感情に揺さぶられる
  • 他人の気持ちにとても敏感
  • 共感力が強い
  • 直観力に優れている
  • 物事を深く考える傾向にある
  • 石橋をたたく慎重さ
  • モラルや秩序を大切にする  など

 

hanaさんも記事内でお書きになっているが、お母様のご理解があれば、

お互いがもう少し楽に過ごせたのかもしれない。

私も実母に「考えすぎ」「人と会う時、構えるな」「繊細過ぎる」と言われ、

自分は欠陥人間なのだと、よく自分自身を責めた。

私としては人と会うのに人一倍神経を使う私を、ただただ「そうなのね」と言って

抱きしめて欲しかった。

 

まずこの気持ちを埋めてくれは主人だった。大きな愛で受け入れ、包んでくれた。

仕事仲間の負の感情や苛立ちに影響を受け、気持ちがいっぱいいっぱいになっても、

何も言わずただただ傍で寄り添い、時が過ぎるのを一緒に待ってくれた。

そのことが何よりもの救いだった。

二人でケンカをしても、最後は「你也不容易啊(=君も大変なんだよね)」と、

気持ちを組み取り、抱きしめてくれることが、何よりもありがたかった。

 

さらにもう一人は、我が子だった。

中国で妊娠、出産を経験し、育児をする日々を過ごしている。

「日本だったら、こんなことも、あんなこともしてあげたい」と思うこともあったが

物理的、環境的、金銭的にあきらめるしかできない状況が多かった。

 

その「あきらめ」こそが、今までHSPで完璧主義者だった私に、新しい風を通した。

自分ひとりの時は時間も空間も、自分で計画し、自由にコントロールできた。

逆に言えば「なにがなんでも」と、身を削ってでも完璧を求めた。

しかし出産後は、トイレに行く時間でさえも、すべて我が子軸で動かざるを得ない。

それが次第に「できる範囲で、ベストを尽くせばそれで良い」と思えるようになり、

自分を、他人を、そして目の前の状況を、少しずつ少しずつ受け入れられるように

なっていった。

 

幸い子供に関しては、妊娠中から現在に至るまで、実母から事あるごとに、

「あなたはすぐにカッと、感情温度が上がるから何事もゆったり構えなさい。

それでないと子供にその性格が影響する」と言われ、とても注意をして過ごしている。

困ったことが起こった時こそ、まず微笑み「大丈夫」と唱え、落ち着くようになった。

その甲斐あってか、我が子は結構のんびりマイペースに育ってくれている。

 

しかし遺伝もあってか、人の感情にはとても敏感な一面もあるようで、

「今、人の顔色を見たな」と感じた時は、自分が母親にしてほしかったように、

そっとそばに行き、頬と頬をくっつけ抱きしめると随分落ち着いていくのが分かる。

 

最後、気持ちを埋めてくるものの一つに中国語がある。

「何かにもくもくと集中する」というのもHSPの特徴の一つで、

特に絵画や芸術作品等のクリエイティブ関連で、その才能を発揮される方が多い。

私の場合は才能と言えるわけではないが、中国語、特に文法分析や

対外漢語教学(=中国語ノンネイティブに中国語を教える専門)を学習するで、

自分の居場所を見つけられた気がしている。

 

大学生のあの日、運命に導かれるように中国語と出逢い、その後3年間の就職のときも

「中国に留学したい」という熱い思いは消えることがなかった。

留学2年生の時、担任から「これだけ中国語ができないのなら、もうあきらめて

帰国した方がいい」と言われたクラス最下位の落ちこぼれ生徒が、

今日にいたるまで中国で生活をし、中国語を続けてこられたのは、

もしかしたら、主人と我が子に出逢うためだったのかもしれないと

ふと、思ったりする。

 

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HSPは5人に1人の割合で存在すると言われ、病気ではない。

だからこそ逆に他の人には案外伝わりづらく、ひとり心乱れることがよくある。

 

「思いやりがあり、気遣いができ人」と評価してもらえるときはうまくいくが、

ボタンの掛け違いのように、相手の歯車とこちらの歯車がうまくはまらず、

ゆえに相手の一つ一つの言動や発言に、必要以上に過敏になってしまう時は、

衝突、あるいは自分を追い詰め傷つけたり、落ち込んでしまうことも避けられない。

 

今日このHSPを取り上げた理由は、もちろん強制するつもりは全くなく、

もし少しでもご関心をいただけるならば、という願いにも似た思いである。

お互いの必要なき傷つけあい、HSC/HSPの方の必要以上に自分を責める事が、

わずかでも少なくなればという思いを込め、今日のブログを閉じたいと思う。

 

最後に。hanaさんもおっしゃっているように

自分も含めHSC/HSPの方が、「ありのままいられること」を心より願っている。