ちゃーちゃん@中国

中国滞在10年以上の日本人女性から見える「生の中国」とは?



あなたの目には、中国はどのように映っていますか?

あなたが本当に知りたいことはなんですか?

影響力等は決してないですが、日本人と中国人の誤解が少しでも解ければと思って始めたブログです。



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HSP=Highly Sensitive Person(人一倍敏感な人)

「HSC/HSP」というのをご存じだろうか?

HSC=Highly Sensitive Child、HSP=Highly Sensitive Person、つまり「人一倍敏感な子・人

繊細さや感受性の豊かさ鋭さ、敏感さを生まれ持つ気質の子供・人」のことである。

実は、私のことだったりする。

 

HSCの詳しい内容は、(id:HappyUnbirthday) さんが記事にされている。

きっとご本人は向き合うことで苦しい事、胸を裂かれるような思いもあっただろうに、

このように記事にされたその勇気と思い、願いに、最大の敬意と拍手を送りたい。

簡単にこのHSPの主な特徴だけ記載しておくとすれば、

  • 細かいことに気付く
  • 刺激を受けやすい
  • 強い感情に揺さぶられる
  • 他人の気持ちにとても敏感
  • 共感力が強い
  • 直観力に優れている
  • 物事を深く考える傾向にある
  • 石橋をたたく慎重さ
  • モラルや秩序を大切にする  など

 

hanaさんも記事内でお書きになっているが、お母様のご理解があれば、

お互いがもう少し楽に過ごせたのかもしれない。

私も実母に「考えすぎ」「人と会う時、構えるな」「繊細過ぎる」と言われ、

自分は欠陥人間なのだと、よく自分自身を責めた。

私としては人と会うのに人一倍神経を使う私を、ただただ「そうなのね」と言って

抱きしめて欲しかった。

 

まずこの気持ちを埋めてくれは主人だった。大きな愛で受け入れ、包んでくれた。

仕事仲間の負の感情や苛立ちに影響を受け、気持ちがいっぱいいっぱいになっても、

何も言わずただただ傍で寄り添い、時が過ぎるのを一緒に待ってくれた。

そのことが何よりもの救いだった。

二人でケンカをしても、最後は「你也不容易啊(=君も大変なんだよね)」と、

気持ちを組み取り、抱きしめてくれることが、何よりもありがたかった。

 

さらにもう一人は、我が子だった。

中国で妊娠、出産を経験し、育児をする日々を過ごしている。

「日本だったら、こんなことも、あんなこともしてあげたい」と思うこともあったが

物理的、環境的、金銭的にあきらめるしかできない状況が多かった。

 

その「あきらめ」こそが、今までHSPで完璧主義者だった私に、新しい風を通した。

自分ひとりの時は時間も空間も、自分で計画し、自由にコントロールできた。

逆に言えば「なにがなんでも」と、身を削ってでも完璧を求めた。

しかし出産後は、トイレに行く時間でさえも、すべて我が子軸で動かざるを得ない。

それが次第に「できる範囲で、ベストを尽くせばそれで良い」と思えるようになり、

自分を、他人を、そして目の前の状況を、少しずつ少しずつ受け入れられるように

なっていった。

 

幸い子供に関しては、妊娠中から現在に至るまで、実母から事あるごとに、

「あなたはすぐにカッと、感情温度が上がるから何事もゆったり構えなさい。

それでないと子供にその性格が影響する」と言われ、とても注意をして過ごしている。

困ったことが起こった時こそ、まず微笑み「大丈夫」と唱え、落ち着くようになった。

その甲斐あってか、我が子は結構のんびりマイペースに育ってくれている。

 

しかし遺伝もあってか、人の感情にはとても敏感な一面もあるようで、

「今、人の顔色を見たな」と感じた時は、自分が母親にしてほしかったように、

そっとそばに行き、頬と頬をくっつけ抱きしめると随分落ち着いていくのが分かる。

 

最後、気持ちを埋めてくるものの一つに中国語がある。

「何かにもくもくと集中する」というのもHSPの特徴の一つで、

特に絵画や芸術作品等のクリエイティブ関連で、その才能を発揮される方が多い。

私の場合は才能と言えるわけではないが、中国語、特に文法分析や

対外漢語教学(=中国語ノンネイティブに中国語を教える専門)を学習するで、

自分の居場所を見つけられた気がしている。

 

大学生のあの日、運命に導かれるように中国語と出逢い、その後3年間の就職のときも

「中国に留学したい」という熱い思いは消えることがなかった。

留学2年生の時、担任から「これだけ中国語ができないのなら、もうあきらめて

帰国した方がいい」と言われたクラス最下位の落ちこぼれ生徒が、

今日にいたるまで中国で生活をし、中国語を続けてこられたのは、

もしかしたら、主人と我が子に出逢うためだったのかもしれないと

ふと、思ったりする。

 

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HSPは5人に1人の割合で存在すると言われ、病気ではない。

だからこそ逆に他の人には案外伝わりづらく、ひとり心乱れることがよくある。

 

「思いやりがあり、気遣いができ人」と評価してもらえるときはうまくいくが、

ボタンの掛け違いのように、相手の歯車とこちらの歯車がうまくはまらず、

ゆえに相手の一つ一つの言動や発言に、必要以上に過敏になってしまう時は、

衝突、あるいは自分を追い詰め傷つけたり、落ち込んでしまうことも避けられない。

 

今日このHSPを取り上げた理由は、もちろん強制するつもりは全くなく、

もし少しでもご関心をいただけるならば、という願いにも似た思いである。

お互いの必要なき傷つけあい、HSC/HSPの方の必要以上に自分を責める事が、

わずかでも少なくなればという思いを込め、今日のブログを閉じたいと思う。

 

最後に。hanaさんもおっしゃっているように

自分も含めHSC/HSPの方が、「ありのままいられること」を心より願っている。

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