ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

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ちゃーちゃん、美濃に上陸! (和紙漉きを体験、さらに神様にも足を踏まれちゃいました…)

私、出産後初めて一人旅に行ってまいりました~。

約14時間ほどの旅でしたが、その内容がとても濃く、楽しくて笑いっぱなし。

さてさて、私はどちらにお邪魔したでしょうか?

 

それは…。

と答えを急がれる前に、まずは少しお付き合いくださいね。

 

私の実家は超田舎にあるため、まず“最寄駅”まで車で30分。

さらに電車を乗り継ぎ、少し都市部に出るには、少なくとも片道2時間以上、

「あぁ、待ってぇ~」と電車を1本乗り過ごせば、次の出発は30分後。

 

両親も農業と私の祖母の介護が忙しく、我が子の面倒をお願いするのは申し訳ないため

一時帰国したときも、親友にさえも「会いたい」とはなかなか言い出せませんでした。

 

それでも今回、どうしてもお会いしたかった方。

それ方は以前『情熱中国』にもご出演くださった、「ゆかりん姐」こと後藤ゆかりさん。

 

 

至れり尽くせりのおもてなしというのは、まさにこのこと!

実際お時間をご一緒できたのは7時間程でしたが、もうそのお心遣いに涙がこぼれました。

ゆかりん姐のブログに、昨日の訪問地がリンク付きでご紹介されています。

 

その中で、私がはまってしまった「和紙漉き」。

もうこれは、ぜひ現地まで足を運んでいただきたい! 本当に楽しいですよ!!!

美濃和紙の里会館で体験できます~。

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まずは道具や和紙のすき方を、丁寧に教えてくださいます。

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私も挑戦。

「失敗しても大丈夫ですよ~」なんておっしゃっていただけますが…

ドキドキしました。

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和紙の表面がボコボコにならないように、また厚さが均等になるように、

「動作はできるだけ手早く、水平に保つようにと」心の中で唱えてました。

 

和紙漉きを終え、紅葉を3枚好きな位置において、私のパートは無事終了。

「ふぅ~」と思わず安堵の吐息が漏れちゃいました。

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和紙中央は「書」なり、「絵画」なりを描くため、大きめにスペースを取っておきました!

 

次の工程は、水分の吸引。

これまた緊張(小心者なのが、ばれちゃいますね(笑))

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手前側、水分が吸引された部分。白色が濃くなってます。

 

水分を徹底的に飛ばすため、オンドルのように70度のお湯をパイプに通し、

金具を温めた乾燥機に貼り付けます。ちなみに触れても、やけどはしません。

ここは代わりに貼り付けてくださいます。(あぁ、よかった。)

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待つこと約15分。

その間に、1階、2階の展示館で和紙の作り方や歴史を学べます。

中華圏の大切なお客様に、通訳をしながらご案内経験があるゆかりん姐。

「ほぉ~」というところまで、ご説明くださいました。

 

出来立てほやほやの自作の和紙を受け取り、ゆかりん姐一押しの「山水本店」さんでランチ。

オススメの「カツカレー丼」を頬張りました。

辛いだけでなく、それぞれのスパイスの風味が絶妙にマッチし、さらにはカツも美味しい

「あぁ、最高!」

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そのあと街を散策。

私がこちらでごちゃごちゃ書くよりは、ぜひ一度足を延ばしていただきたい!

本当に素敵な街なので。

 

さらに「神様に足を踏まれた」エピソードは、

ぜひ来週水曜日、7月17日21:15オンエアの、みののわラジオ放送局

ゆかりん、周ちゃんの今宵もパンダ~ず」をお聞きいただきたいと思います。

(再放送 木12:30~ 土11:45~)

https://radio-station.minonowa.com/p/panda

 

美濃は昔ながらの伝統を大切に守りながら、「庶民の生活」とうまく融合させる

その強さと寛大さに心が打たれました。

 

さらに、美濃には神様がたくさんいらっしゃるように感じました。

しかもそれぞれのテリトリーをしっかり守り、他は(良い意味で)干渉しない。

自分以外の場所は、相手の神様を信頼してお任せしているんです。

 

美濃市観光協会の事務局長周ちゃんこと池村周二さんにも、お会いでき

美濃の魅力についても、たっぷり語っていただきました。

ご自身の夢は講演者とのことで、とってもお話がお上手で引き込まれます。

 

美濃でお会いした方、どなたも素敵で

「美濃って素晴らしい」と始めは思ったのですが、素敵な方に会うたびに

その発想は逆だと気づかされました。

その素敵な方たちを生んだ土地が「美濃」だったんです。

 

ゆかりん姐のお陰で、日本の魅力をまた知ることができ

そして何より、人の温かさに触れることができ、何とも言えない感動を味わいました。

 

ゆかりん姐、本当にありがとうございました。次回は家族でゆっくり参ります。

ぜひ今度は瀋陽にもいらしてくださいね。