持ち回りで小学生に中国語を教えており、昨日私の担当だった。
前回の内容が少しボリューム多めだったため、復習の時間をいつもより長めに取り、
新しい内容に移った。
オンラインレッスンのため、パワーポイントは必須アイテムだが、
機械的に書かれた文字だけでは、伝えきれないものもあると思う。
そのため、ウェブ版ホワイトボードに板書したり、書いてみることを促したりする。
また生徒が興味のあるものであれば、できる限り
その要素を散りばめてあげられるようにしたいと思っている。
今回の生徒は『鬼滅の刃』に興味があるため、中国語バージョンの漫画を共有したり
会話文の練習の際は、好きなキャラクターが話しているように、
パワーポイントを工夫したりした。
言語はあくまでも「道具」の1つ。
自分の考えを相手に伝えるため、相手の考えを理解するためのものでしかない。
また語学学習はある意味「始まり」はあるが、「終わり」はない。
本人が「ここまででいい」と思えば、それがゴールとなるが、
突き詰めていけば行くほど、知らないことが増え、唯一絶対の明確な到達点はない。
だからこそ、私は授業を通して、愉しさや世界が広がることを伝えたい。
外国語は英語だけではないことに、気づいてほしい。
なにより、先生(=私)が中国語を心から楽しんでいることを、感じて欲しい。
今回、中国語に翻訳された絵本《好饿的毛毛虫》(=はらぺこあおむし)の
読み聞かせをし、たくさんの中国語に触れてもらうとともに
語感を楽しんでもらった。
ちなみに絵本の上に映っているのは「超毛面包」は、毛虫を意識したパン。
「中国にはこんなパンもあるよ」という話を盛り込むと、
前のめりになって聞いてくれた。
やはり日本とは違うセンスや物・事に触れるのは楽しいようだ。
ご自身のルーツとの葛藤。
— ちゃーちゃん@中国瀋陽 (@ChachanChina) December 19, 2020
私も中国や中国語とはマイナスから入ったが、今は切っても切れない関係に。
また中国語が、私に多くの自信と希望を与えてくれた。 https://t.co/lPEsLKsrHz
私自身、ある出来事がきっかけで、中国と中国語に興味を持ち、
今日まで歩んできた、この道。
小学生クラスの彼らの人生を変えられるなんて、思ってはいないが
少しでも彼らの人生が、中国語を通して彩り豊かなものになればと願ってならない。