【前回(1)のあらすじ】
「アフリカ豚コレラ」の影響を受け、豚肉を購入しなくなった我が家。
少し離れた大きいローカル市場へ牛肉を買いに行くことに。
ソーセージ専門店、食品袋専門店、調味料専門店を抜け、
海鮮売り場へ到着。
魚好きの私の目が光る。
日本までの新鮮さは(絶対にあり得)ないが、許容範囲の魚はないだろうかと物色。
クルマエビが珍しく、生きたままだったので、買おうかと思ったものの
今日主人が、お付き合いで外食することを思い出し、
せっかくなら主人のいるときにしようと思い直す。
念のため、おばちゃんに今度いつ入るか聞いてみた。
「明日、明日!」
このニュアンスは、絶対明日は入らない!
これだけお店もあることだし、このお店に限定することもないかと、
おばちゃんとたわいもない話をして、店を後にする。
目の前に広がるお店。
貝専門店があったり、サーモン専門店なんかもあったりする。
さらには干物専門店も。
海老の干し物。塩味が強すぎるので、今回は見送った。
(基本干し物は日本のように素材そのものの味、ではなく濃い塩味。保存第一に考えてのことだろう)
結局今日は気に入るものがなく、売り場を後にする。
引き続き足を前に進めていると、やっと目的の肉売り場へ。
まずは豚肉売り場。
「アフリカ豚コレラ」問題があるので、豚肉は今回はスルー。
せっかくなので、中国カンフー映画の屋台の一幕で出てきそうな包丁をパチリ。
骨付き肉も、ドスンと一振り。
本日の目的である牛肉売り場に到着。
1斤(=500g)が28元(=約500円)ということなので、50元分を注文。
日本の牛肉のように霜降りというわけではなく、筋も多く硬いので
ミンチにしてほしいとお願いする。
微調節を経て、お隣のおばちゃんが売り台の下でミンチにして渡してくれる。
目標値少し多めの53元。
自宅に持ち帰り、1食分ずつに小分けにしたのがこちら。
毎日牛肉というわけにもいかないので、鶏肉売り場にも足をのばす。
野菜具だくさんのコンソメスープでも作ろうかしらと、鶏がらを購入
2つ購入して、5.3元(=約95円) 。
さらにモモ肉やハツ、手羽先、手羽なども購入
モミジも迷いつつ、(このあたりがもう日本人には戻れないと思う)
今回は先ほど購入した鶏がらに、多くの身がついていたので、見送ることに
瀋陽はもう、朝夕は肌寒くなってきたし、
明日の朝食はピータン粥にしようかしら、なんて思いながら卵専門店へ
最後にお野菜も買っておこうと、野菜売り場へ
「写真撮られるの嫌なんだけど!」と、おばちゃんに文句を言われながらも
「後で買うから、ちょっといいでしょ」なんてなだめながらパチリ。
業者、あるいはレストランの大量買いを横目でみながら
買い残しはないか考える。
出口まで戻ってきたところで、こちらも業者の方が魚の大量買い。
思わず拡大してしまったが、あの袋の中身はすべて生きた魚。
あの魚たちは、誰の胃袋に入るんだろう。
そんなことを思っていると、急に雨が降ってくる。
「今日はこのぐらいにしておけば」という天の声か・・・。
初めて中国に来たときは、こういうローカル市場に足を踏み入れるのは
なかなか勇気がいったものである。
が、今となれば、
売り場のおばちゃんとも話し込んだりと、もう生活の一部。
これはこれで楽しいものである。
もしご興味をいだいていただけそうでしたら、いつもでお供いたしますよ!
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