中国のネット回線の会社といえば、
中国移動(China Mobile)、中国聯通(China Unicom)、中国電信(China Telecom)が
三大プロバイダ。
(ほかにも小さな会社はあるが、速度やサービスの問題で、クレームなども多いと聞く)
我が家では、最近まで中国聯通を使用。
12月にルーターを1900Mbpsまで対応の物に交換してから、
快適なネットライフを送っていた。
1月10日前後、主人がいきなり
「プロバイダを中国移動に変えようと思ってるんだけれど」とのこと。
詳細を聞くと、起業するために固定電話番号が欲しく、それがサービスでつき
さらには主人は営業職だけあり、携帯電話は1日中手放せず、今やプラチナ会員。
現在市場拡大キャンペーン中につき、プラチナ会員は毎月のプロバイダ料金が無料。
スピードも100Mbps対応とのこと。
(ちなみに中国聯通は毎月70元ほどかかっていた)
私としては、ネットが使えればどの会社であろうと関係なく
無料とあれば家計に優しくありがたいので、断る理由もなかった。
早速申し込みをし、取り付けてもらうことに。
作業も完了し、回線変更手数料とモデム取り付け料金合計200元を払い、
作業員を見送っている主人の動作音を、キッチンから聞いていた。
その後主人がキッチンまで来て、放った一言。
「どうやらVPNを通すと、スピードが多少落ちるらしいよ」。
へ?聞いてませんけど。
どうやら主人も取り付け作業が終了し、200元を支払ったところで
念のため確認すると、やっと教えてくれたらしい。
「多少」という言葉が気になり、早速VPNを通して計測してみると…。
えぇ?ちょっと待って…
ちなみにVPNを通さずに計測すると
すぐさま作業員の携帯電話に連絡をし、キャンセル料の話を聞いてみると
モデム取り外し料金がさらに200元必要とのこと。
いつもVPNを繋ぐわけではないし、実際は心配には及ばずかもしれないと
とりあえず中国移動でしばらく様子を見てみることにした。
そして夜、特に金・土・日の週末の夜。
悲劇は起こる…。
25年前ですかね、我が家は。
キューキュルキュルキュル…と、モジュラーケーブルでつないでいるかのよう。
(先ほど使っていた測定サイトは、サイトまでも到着せず)
この私たちの教訓から、中国国内だけの接続スピードだけでなく、
私たちVPNユーザーは、ぜひこちらにも目を向けてプロバイダを
検討されることをオススメしたい。
追記:
この速度では仕事にならないので、中国聯通のネット接続専用SIMを購入。
(主人は移動と聯通の両方のSIMカードを使っているため、
聯通のモバイルネット環境を試験済み。これがなかなかいい具合。)
こちらは今、輸送中で受け取り待ちのため、後日また続編として報告したい。