ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師、「発音を見える化する」発音トレーナー

◆スポンサーリンク◆


今回の瀋陽コロナ騒動

先日5月14日、遼寧省営口市で新型コロナ感染者が確認された。

関連記事

 

5月15日早朝、土曜日という休日にも関わらず、幼稚園の担任から

「営口市、特に鲅鱼圈区に足を運んだ人は報告するように」というWechatを受け取る。

f:id:chachan-china:20210522154951j:plain

 

新型コロナの足音が近づいてきていると思った矢先、

瀋陽市内でも感染者が確認された。

f:id:chachan-china:20210522155234j:plain

遼寧省新型コロナ感染者、瀋陽市1人、営口市3人)

 

感染者の住居は「和平区」。こちらのご老人の住居区は中リスク地域に認定された。

和平区と言えば瀋陽市内で一番賑やかな区で、小中学校の重点校やオフィス街が並ぶ。

そのため行き来する人数も非常に多い区の一つである。

 

一方で感染者は「鉄西区」で勤務しており、情報によるとPCR検査を受けた後にも

その足で隣のレストランで食事。

GW中に営口市鲅鱼圈区に遊びに行き、今回感染が確認されるまでに

”お連れ様”を連れて、KTVカラオケボックス)で大騒ぎもしているらしい。


さらにこの約10日間、職場の近くでいろんなレストランで昼食。

鉄西区も中リスクになるのは時間の問題かもしれないという、覚悟をした。

 

同時に思い浮かんだのは、年末年始の瀋陽コロナ騒動。

生活が一変し、市民一斉PCR検査が実施された。

また幼稚園・義務教育、塾に至る教育機関が約2か月間、全校休校命令が

発令されたことだった。

今回もそうなると、非常に面倒だと思う。

 

また団地内に行列ができていれば、すぐに「一斉PCR検査か?」と思う程、

前回の経験は心に刻み込まれたようだ。

f:id:chachan-china:20210522172001j:plain

 

予想に反せず、急遽5月18日の17時より一斉PCR検査開始され、

“物业”と呼ばれるマンション管理会社が通知さえも、間に合わないほど

政府の対応も早かった。

(※下記の案内は携帯のショートメッセージ。政府が直接送っている。

しかも火曜日とは5月18日、当日の18時10分にやっと情報を受け取れたことになる)

f:id:chachan-china:20210522172546p:plain

 

結局私も翌日19日、朝から列に並び参加。

 

この一斉検査に陽性者が発見されれば、私たちの団地も封鎖されることになる。

今回は「核酸检测十混一」という方式が取られ、10人分を一つの試験管に入れ

陽性反応が出ないかどうかを検査する。

万が一その試験管から陽性反応が出た場合、その10人が呼び出され、

今度は一人一人を検査することになるため、スピードも非常に速い。

 

何もなかったがゆえに、今となれば笑い話になるが、

私は身分証明であるパスポートを持参して、一斉PCR検査に臨んだ。

スピードが重視された今回、登録管理者がパスポートでの登録方法を知らなかったため

結局主人の身分証で私の分も登録することになった。

要は、私と主人が一つ屋根の下で暮らす家族であるため、

「私(あるいは主人)が感染していれば、お互いが必ず感染しているはずなので

主人の身分証で登録しておいても、突き止められる感染者は同じ」だという原理らしい。

 

間違いではないが、おそらく日本では使わない手だろうと、

この”臨機応変さ”に感心し、一方で少し怖さも捨てきれない私であった。

 

余談はさておき、今回感染者が発見されたマンションは、「中リスク」が解除されるまで

(下記の写真の赤込みのような)鉄線つきの仕切りが急遽用意され、私たちが団地内に

足を踏み入れることも、そして入居者が団地外に出ることも禁止されている。 

団地内の住民の日常生活品は、コロナ対策関係者によって運び込まれるため、

私たちの一般市民が、手渡したりすることも禁止されている。 

(今回の鉄線付き仕切りは、かなり緩いものであり、通常なら

万が一の手渡しなどができないように、二重に仕切られるそうだ)

f:id:chachan-china:20210522174317j:plain

 

そして昨日5月21日。

一斉PCR検査対象者102.01万人が、陰性だったとの報告を受けた。

f:id:chachan-china:20210522175357j:plain

 

この結果を受け、本日私は1週間分の食材を買いに、スーパーに出かけた。

ほとんど人気のいないスーパー。

売り場の従業員も困り果て、冷凍餃子などは2袋買えば1袋をおまけしてくれるほど

売れ残りが出ているらしい。ちなみに牛乳の箱売りも、2箱買えば1箱おまけだった。

 

この人気のなさを主人と話すと、今回の一斉PCR検査の対象地域範囲が

狭かったからか、あるいはこの陰性結果を信用していないからではないかという

答えが返ってきた。確かにレストランなども人気がない。

さらに今回のコロナ騒動を受け、感染者の勤務先である鉄西区のワクチン接種の予約が

1000人から9000人待ちになったというニュースも見た。

 

いずれにせよ、新型コロナは油断をすればすぐに私たちの生活に入り込んでくると

思わざるを得ないこの数日。

世界中の新型コロナが、早く終息して欲しいと願うばかりである。

 

+++++

追記(2021.05.29)No,1

瀋陽での、外国籍コロナワクチン接種について

コロナワクチン接種について、外国籍の申し込みはまだまだ追いついておらず、

なおかつ病院で接種しようとしても“社区”からの申し込みでなければ、

受け付けないというところがほとんどです。

しかし东北国际医院(浑南区)は接種可能で、100元/回です。

 

追記(2021.05.31)No,2

本日中国時間11時をもって、瀋陽の中リスク地域は全て低リスク地域に変更されました。

f:id:chachan-china:20210531145735p:plain