義弟夫婦が、天津に新築マンションを購入したので(入室可能は2022年以降)
今の家を売りに出しながら、そのまま住んでいた。
思いのほかすぐに売れてしまったため、一旦家を借り、そこに引越するとのこと。
仮住まいは、子供の幼稚園から近いことを優先したために
売れた家に比べ小さくなってしまうらしく、オーブンとホームベーカリーを
引き取ってくれないかという連絡がきた。
レンジのオーブンでは、やはりしっくりこないと思っていたのと
パンもフライパンではなく、オーブンやホームベーカリで作りたいと思っていたので、
どちらもありがたく頂戴した。
到着したのは良いが、説明書はすでにないとのこと。
ホームベーカリーから使ってみようと、早速クックパッドでパン生地の分量を調べてみる。
そして出来上がったのが、こちら。
な、な、なんじゃこりゃ!
正直話にならない…。
真ん中がくぼんでしまい、パン自体もコツコツ、パサパサ、ボロボロ。
この原因は、キッチンが寒かったからか、
あるいは強力粉、もしくはドライイーストが古かったからか、
あるいは…。
考えられる可能性をすべて改善し、再度チャレンジするも大きな変化は見られず。
こんな時は、他の方のお知恵を借りようと、ネットで調べてみると
ホームベーカリーを使用しての注意点がいくつかあった。
- 牛乳を温めない(手ごねの時はイーストの活動をよくするために温めます)
- バターを溶かして入れない
- イーストを入れ過ぎない(発酵し過ぎで、凹んでしまうことがあるようです)
- 水分量に気を付ける(水分が多すぎると凹んでしまうようです)
この4点は知識がなく、さらに分量も微調整してみることにした。
- バター………………… 20g
- 牛乳…………………… 200g
- 塩………………………… 3g
- 砂糖……………………… 15g
- 強力粉………………… 200g
- 薄力粉…………………… 50g
- ドライイースト……… 3g
そして出来上がったのがこちら。
おそらく一番の原因は、前回までは小麦粉に対する水分(=牛乳)の割合が多すぎた事と
膨らんで欲しいと思うあまりに、ドライイーストを入れ過ぎていたために、
逆に真ん中が凹んでしまうという現象が起こっていたように思われる。
嬉しくなって、思わずこんな中国語が思い浮かぶ
- 过犹不及 過ぎたるはなお及ばざるがごとし
明日の朝食べようと、粗熱を取ってスライスをしていたら、
我が子は香りに誘われたのか、キッチンまで来て
早速牛乳と一緒に2切れ食べ「おいしいね」とのこと。
日常生活に、また一つ楽しみが増えた。