先日ご案内したスピーキングのレッスンですが、
ありがたいことにすでに最低開講人数に達し、2月から正式開始します。
(残りわずか、お早めに!)
今でこそ、このようなスピーキングのレッスンや、
全編中国語の『漢語Cafe』というイベントを主催していますが、
留学当時、リスニングとスピーキングの時間は先生にあてられないように
小さくなって過ごしていました。
また自分の不甲斐なさに、授業中にいきなり泣き出してしまったこともありました。
以前にもこのブログでお伝えしたことがありますが、
余りにも話せず、放課後先生の研究室に呼び出され、
「年齢も年齢だし、もう日本に帰ったほうがいいのでは」と肩を叩かれたこともあります。
プレゼンクラスのクラスメイトには、
「一生懸命にやってるのは分かるんだけれど、言ってることが分からない」と
言われたことも、一度二度ではありません。
街に出れば、「啊?!」と言われ、
それでもなんとか食らいつこうとしても、聞き取れずノックアウト…。
おまけに2軒目のホームステイ先の家族には、
「そんなレベルでどうするの?」と言われる始末。
こちらは1軒目のホームステイ先の物語
とにかく会話することが怖くて怖くて、仕方ありませんでした。
そのため口を開けば、ガタガタと震え緊張し、練習ではうまく言えたフレーズでさえ
自分でも何を言っているかわからないほどのあり様でした。
今思えば、おもしろさを感じないなんて、継続できるわけがありません。
会話力アップの一番の近道は、とにかく口を開くこと。
そのため今日のツイートでも、
中国の方の美しさ
— ちゃーちゃん@中国瀋陽 (@ChachanChina) January 21, 2021
中国語ネイティブであっても、
これだけ発音に幅があるので、発音練習をすると同時に
少々日本人訛りがあっても、
中国語で会話をすることを(私自身も含め)
楽しんで欲しいと思います。 https://t.co/0Z9UqnsEdm
「話したい」と思う気持ちを、授業では感じていただけるような雰囲気を、
そして「楽しい」と思えるような内容にしていきたいと思っています。
レッスンは1回完結型ですので、ご自身のスケジュールに合わせご参加いただけます。
「ある程度話せるようになってから」と、なかなか足を踏み出せない方、
あるいは「他の方の前で話すのが嫌」という方もいらっしゃいますが、
一人で練習をされるより、クラスメイトの言い方に耳を傾け、
自分とは違う意見を聞くことも、非常に良い刺激になります。
「うまくなりたい。でも怖いんです!」
その気持ち、しっかりと受け止めます。
ぜひ、お気軽に覗いていただければ幸いです。
余談ですが…
あの辛くて、真っ暗闇を歩いているような留学時代のスピーキングレッスン。
実は講師になることを見越して、これらの思いに気づかせるために、
神様がわざと仕掛けたのかしら。
そうだとすれば、神様はかなり粋なことをしたな(笑)、と感謝です。
SCセンセこと、SC神戸中国語スクールの森川寛先生と『自学之樹』を“植えて”います。