ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

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日本一時帰国で、ネット難民にならないために!(データ通信専用 モバイルSIM)

現在新型コロナウイルスが大流行しており、

外務省が配信する『海外安全ホームページ』でも、

「早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急ご検討ください」に変更された。

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海外安全ホームページ: スポット情報詳細

 

私のような、中国に拠点がある方にとって

日本一時帰国で困ることの一つに、ネット難民になってしまうことである。

出張や、1週間ほどの帰国であれば

モバイルwifiを中国でレンタルしてくるのも、解決策の一つである。

 

しかし“レンタル”であるがゆえに、中国に戻った後、空港の専用窓口へ返却しなければならず

返却忘れや、滞在期間延長で、返却が遅れると滞納金が科せられる。

また充電式のため、バッテリー切れも考慮しなければならない。

さらには、いくらコンパクト設計とはいえ、手のひらサイズ程の大きさがあり、

案外かさばってしまうため、煩わしく思ったりする。

 

そのため今回のような緊急での移動や、中国に戻る予定があいまいなときは、

データ通信のモバイルSIMを購入し、使用することも手の内である。

 

あめちゃんさんのように、準備周到で帰国できるのがベストだが、

すでに日本に帰国されている方は、日本でも購入できるSIMカードがあるため、

本日ご紹介をしたいと思う。

 

日本国内で使えるデータ通信専用のモバイルSIMカードは、

日本の主要空港や家電量販店などであれば、その場で購入することができるが

私のような実家が田舎という場合、Amazonでの購入が便利である。

 

SIMカードの種類は様々で、データ通信+通話可能のものもある。

また通信データは500Mや5G、10Gのようにプランが分かれており、

データ量に応じて、値段も高くなってくる。

 

使用範囲が日本限定のものから、「アジア」と比較的広範囲に及ぶものもあり、

使い残したデータは、中国に戻ってからも使用できるプランも存在する。

 

データ量と同じぐらい注目したいのが、有効期間であり

1日や7日、15日、30日、半年、1年のようにプランが分かれている。

こちらも期間に応じて、値段も高くなってくる。

 

また備考欄に、1日の通信上限が設定されているものもあり、

例えば500MBを越えると、スピード速度が制限されてしまうタイプも…。

さらには追加チャージができ、有効期限も延長できるものや

使い切りタイプなど、細かく見ることで無駄を省くことができる。

 

滞在期間やデータ量、値段や使用回線などを考慮し

さらに中国で購入した「iPhone6」でも使用できるかを確認し

私が最後に選択したのは、こちらのタイプ。

(評価のコメント欄に、iPhone6で使用確認ができたことが記載されていた)

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注文して、郵便で翌々日に実家に到着。(注文時間によっては翌日到着可能)

早速中身を開けてみると…、

SIMカードとカードケース、SIMピン、説明書(表:Android、裏:iOS)の

合計4点が入っていた。

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まずはiOSiPhoneから動作確認。

説明書でも「iOSの場合は基本設定なしで、カードを差し込むだけで使用が可能」とのこと。

早速、「中国移動(China Mobile)」のSIMカードと差し替えてみる。

電源を入れると、すぐに電波が確認された。

 

次にもう一台所有している、AndroidHUAWEI FLA-TL10で試してみることにした。

こちらはデュアルSIMのため、SIM1には「中国聯通(China Unicom)」を、

そしてSIM2に、今回購入したデータSIMカードを差し込んでみた。

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iOSと違い、Androidは設定が必要とのことなので、早速チャレンジしてみた。

 

 

データ通信専用 モバイルSIM 設定方法(Android編)

 

1.「設定」のアイコンをタップ

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2. 設定画面から「无线和网络(=無線とネットワーク)」をタップ

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3.無線とネットワークの画面の「移动网络(=モバイルネットワーク)」をタップ

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4.SIM2の「接入点名称(APN)(=アクセスポイント名 APN)」をタップ

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5.「Softbank 4Gシンプルスタイル」を選択

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6.「无线和网络(=無線とネットワーク)」の画面まで戻り、

  「双卡管理(=デュアルSIM設定)」をタップ

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7.「默认移动数据(=デフォルトのデータ通信)」で、「卡2(=SIM2)」を選択

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8.完成!

 

 

私の場合、iPhoneをメインで使用し、中国から緊急の電話を受けることもあるため、

データカードと中国移動のSIMカードを、差し替えては使いたくない。

そのためHUAWEIのSIM2に、今回のデータカードを差し込み、

2台の携帯を「インターネット共有」することで、iPhoneHUAWEIの両方で、

ネット環境を使えるように設定している。

 

今やインターネットはどこにいても必要不可欠になり、

仕事に大きな影響も及ぼすため、ネット難民は思いのほか苦痛である。

緊急帰国や、レンタルサーバーを借りるのが煩わしい場合など

ぜひSIMカードにてネット環境を整える方法も、非常に便利で快適である。