先日、日本でも「緊急事態宣言」が発表され、
「マスクを日本に、送りたいんだけれど…」と、主人からの提案。
その提案を受け、真っ先に思い浮かんだのが上海からいつも有益な情報を発信される
阿信さんのあの記事。
とっても詳しく記載されており、非常にありがたかった。
早速「EMS」を取り扱う、郵便局に尋ねてみると
「瀋陽からは2か月ぐらいはかかることを、納得してから申し込んでほしい」とのこと。
確かに現在コロナウイルスの影響により、日本と瀋陽の直行便は、週一度東京からのみ。
恐らくそこまでの期間は要しないであろう、と思いつつ。
2か月という数字が、必要以上に心に重くのしかかり、違う方法を模索する。
次に思い浮かんだのが、主人が会社で利用している「徳邦国際快遞」。
担当の方に問い合わせると、1キロ120元、10日程で到着するとのこと。
しかしながら、一つ難点が。
赤色の囲みのように、「医療用」との表示があるものは受け付けられないとのこと。
下記のような、一般的な使い捨てマスクという表示であれば、問題はないという。
一般的な使い捨てマスクの方が、価格も20枚44元(≒680円)で
医療用マスク20枚65元(≒1000円)と比べても低価格である。
しかし第三機関の検査や、認証などもついていないとなれば、やはり躊躇する。
それに比べ、医療用マスクは検査基準を満たしている表示もあり、
「同じ送るなら少しでも安全性を」と思う気持ちが勝り、医療用を選びたい。
そうなれば、「徳邦国際快遞」の選択肢は自然と消去された。
最後に、「DHL(中外運敦豪国際航空快件)」。
問い合わせが多いからか、電話はつながらず主人が拠点まで足を運んでくれた。
現在、「愛心防疫包(=思いやり防疫パック)」というキャンペーンを行っており、
日本を始め、オーストラリア、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツの6か国に
「マスク、ゴーグル、使い捨て手袋、防御服」の4種類を配送できるとのこと。
これ以外のものは、いずれも同梱不可。
日本には2Kgまで、1チケット(=1パック)一律249元(≒3850円)。
しかしこの「愛心防疫包(=思いやり防疫パック)」は、荷物を持ち込む前に、
ネット(Wechat)から事前予約が必須。
しかも1人1日につき、2チケット(=2パック)まで。
数量限定と、持ち込む際にできるだけ人に接触しないようにするためである。
このキャンペーンは、昨日の時点では4月16日回収分までは確実に受け取れるが、
その後は未定と言われ、早速Wechatで予約をしようとする。
しかし、4月8日に予約できる4月13日回収分まで、すでに予約でいっぱい。
ネット予約開始時間は、毎日中国時間9時(日本時間10時)から。
そのため4月9日の4月14日回収分のチケットを予約すべく、下準備を始めた。
まずWechatでQRコードをスキャン、あるいは「DHL快递」からID検索をして、
DHLサイトをフォロー、会員登録を行う。(必要な物:中国携帯番号のみで、登録可能)
※パスワードはアルファベット、数字、記号の2種類以上を組み合わせること
※「同意」にチェックを入れ、下にスクロールし「提交(=申し込み)」をクリック
予約開始は中国時間9時(日本時間10時)。
そのため時計とにらめっこしながら、3分前にはWechatから画面を開き、
先に入力できる部分は全て入力して、その時を待つ。
(※画面の説明で言えば、「④持ち込みの省、市」までが先入力可能。)
作成方法は2種類あり「Eship伝票」をネット上で作成した後、プリントアウトするか
WechatのDHLサイトから、直接申請することができる。
ただ記入量をご覧いただきたいが、下記の「B.爱心防疫包信息采集」を選んだ方が
かなりの動力を省けそうである。
A.Eship伝票
https://eship.cndhl.com/shipOrder.do?method=cash
B.爱心防疫包信息采集(=思いやり防疫パック、情報入力)
【記入必要項目(英語にて記入)】
- 送り元情報(氏名、中国携帯番号、住所)
- 送り先情報(氏名、電話番号、国家、郵便番号、都市名、住所)
- 配送品(品名:マスク/手袋/ゴーグル/防御服、数量、単価)
追記(2020.04.17)
その後進捗状況として、持込手続き方法をまとめていますので、
そちらも併せてご覧いただけますと幸いです。
DHLは事前予約が必要なだけに、先に予約方法と伝票の記入方法をお伝えした。
4営業日先までのいずれかの日の予約ができるが、おそらく明日、明後日の分は
予約がいっぱいになっており、4日先の分を予約開始時間と同時に、
争って押さえることになるため、今日はとりあえずここまでお伝えし、
進捗は改めて、ブログでご報告させていただければと思う。