ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

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今、話題のTwitter「#中国川柳」

最近はまっているのがtwitter「#中国川柳」

五七五のリズムにのせ、中国のあるあるを軽やかに唄いあげる。

 

まずこの方は、天才じゃないかと私は思う。

中国事情に本当に詳しく、なおかつユーモラスもお持ちで、いつも「そうそうそう!」

と、思わず唸ってしまう。

 中国語の料理の名前は「唐詩の一部か?」と思うほど、ズラズラと漢字が並んでいる。

あるいは「魚香肉絲(ユーシャンロースー)」のように、魚が入っていないのに味や形から

名前を取っている料理もあるため、ピンとこない場合も多い。

そのとき便利な言葉が「这个(=これ)」。

留学時代の食堂で、おそらく一番使ったであろう単語に間違いない。

 

 

ちょい辛を頼んだのに、一口食べると目が飛び出るほど激辛がほとんどである。

義弟の奥さんは四川出身。彼女の作る料理はおいしいのだが、ティッシュが手放せない。

私用に特別仕様で作ってくれるのだが、彼女曰く「離乳食レベル」だそうだ。

 

 

春節休暇で実家に戻ると、そのまま出勤してこない人が毎年必ずいる。

そのためボーナス(あるいはお給料)は、休暇の前後(あるいは春節後の出勤)で

分割して払う会社も。まさに所変われば、お国変わればである。

 

 

中国の汽車、とくに寝台車に乗り「下铺」という一番下の席を取ると、いつも誰かが

絶対に座っている。しかも座るのが当たり前のように。

「私の席ですけど」と申し出ても、「で?」と聞き返されるだろう。

なので私はいつも、上中下の3段あるうちの「上铺(=一番上)」を予約する。

 

 

「日本一時帰国」宣言をすると、必ず誰かに代理購入を頼まれる。私も例に違わず。

そのため一時帰国するときは、いつも義両親に会いに北京に行ってくると伝え、

本当に仲の良い(しかもその秘密を洩らさない)友人にだけ本当のことを話たりしている。

もし代理購入を引き受ける際は、それなりの覚悟と、先払いをオススメしたい。

 

 

我が子がなぜかマンホールの蓋に乗るのが好きで、外で遊ばせている時、少し目を離すと

すぐにマンホールの蓋の上。間髪入れずに誰かしら(特に年配の方)に注意される。

「マンホールは危ない!絶対にあの上に立ってはダメ!」と、今までも何度も、

いや何十回も注意をされてきた。

今では我が子が、「あっち ダメダメ」と言うぐらいである。

 

 

中国の方は、とにかく体を冷やすものを摂取したがらない。お水も基本的にお白湯。

そのため真夏の暑い日も、ビールは基本常温(今はかなり変わりつつあるが)

「冰的(=冷たいの)」を言い忘れると、出されるビールは生ぬるい。

(※瓶ビールの場合、栓を抜いていなければ交換してもらえる場合もあるので、一言聞いてみるのもあり)

 

 

1つ目。中国温州市で起きた高速鉄道事故。あれはもう2011年、今から8年前の事だ。

2011年温州市鉄道衝突脱線事故 - Wikipedia

この事故を、そして政府の後処理の方法を決して忘れてはいけないし、「歴史は繰り返す」

とも言われる。しかし8年前のことばかりに目を向け、今の中国の状況を知らない、

あるいは直視しないのは、これはこれで更に大きな問題だと思う。

 

2つ目。私も何度も聞かれた「で、中国で何をやっているの?」という質問。

当時は中国の日系企業、そして転職して外資系企業で仕事をしていたわけだが…。

あるいは中国で就職をしているのは分かってはいるが、成果がでない。

“駐在員”という肩書のもと、毎日飲み歩き、“お姉ちゃん”と楽しい時間を過ごしてらっしゃる方を

この目でたくさん見てきたのも事実。本当に中国まで来て「何をやっているの!」 

 

 

以前私のブログでも過積載の記事を書いた。

「重さ」という意味では超過はしていないのかもしれないが、中国雑技団もビックリの

見事な積みっぷり。安全面を考慮し、今は取り締まりは厳しくなりつつあるが、

それでもなお瀋陽では、よく見る光景である。

 

 

私が親戚の集まりの時によく使う奥秘である。

瀋陽全体でも日本人が少なく、瀋陽の親戚はほとんどが外国人に会ったことがない。

そのため親戚の集まりがあると、みんなに寄ってたかって何かと質問をされるのだ。

中には政治絡みの答えにくい質問や、プライバシーなしの直球の質問などもあるため、

波風立てずにその質問を拒否する方法として、使用してきた。

しかし最近は「あいつはあんな風に言っているが、聞き取れているはずだ」と言われ始め、

この必殺技も使いづらくなってきた。

 

 

今や支付宝(アリペイ)や微信(Wechat)の電子マネーで、キャッシュレス社会の中国。

普及率は百貨店やスーパーだけにとどまらず、屋台などでも支払いができる。

この目まぐるしい普及の裏には、非常に多くの偽札が出回っているからだと述べる

学識者や経済専門家がいた。原因の一つであるかもしれないが、それはごく僅かなこと。

日本人のように、“紙幣やコイン”に重きを置いていないという、中国人のお金に対する

考え方の違い、インフラ的要因などが主である。

 

 

中国入国時の必須アイテムVPN

今までもこのVPNに関する記事は、いくつか発表してきた。

VPNが規制されれば、中国ではGoogleをはじめ、YouTubeFacebook、Messenger、

Twitter、LINE、Instagram等、使用できなくなる。時には川柳にもあるように、

ごく普通の日本国内の企業HPさえも、見られない時がある。

VPNの申し込み、「中国に 行くとき絶対 忘れずに!」である。

  

 

中国社会は子供やお年寄りに優しい。

私も我が子が自分で歩けないぐらいから、交通機関を利用していたが、

必ず誰かが席を譲ってくれた。

ご年配にもすぐに席を譲り、そのご年配も「ありがとう!」と言って素直に座る。

やり取りもみんなが慣れているため、非常にスムーズである。

 

 

風邪を引いたとなると必ず言われる二言。「お白湯を飲め」、そして「温かくしろ」。

今では私も言う側になり、主人が「風邪っぽい」と言えば、思わずお白湯を差し出してしまう。

中国になじんできたせいか、それとも「とりあえず」的な意味合いなのか…(笑)

 

 

経営危機が伝えられる中国のシェア自転車大手ofoが、2018年8月31日以降、2018年11月までに

北京で少なくとも20件、計5360万元(約8億8000万円)の支払いを求める訴訟を起こされている。

一時期は数十社が参入し、中国発イノベーションとして注目されたシェア自転車業界は、

2017年以降経営破たんが相次いだ。その“残骸”とも言うべき姿がこちらである。

 


 

そこで私もせっかくと思い、2首程作ってみた。

中国はやはり広大である。そのため地域によって訛り、方言がきつくて、

聞き取れないことも日常茶飯事。

有名なのが四(si)と十(shi)、舌面音と反舌音の区別である。

北京留学中、蘇州に遊びに行き、汽車を降りた蘇州駅で地図を買おうとした。

いくらかと聞いた時、「si元」と言われたので5元札をだし、お釣りを求めたところ、

もう一度「si元」と言われる。もしや舌面音と反舌音の違い?と思った私は、

「4(si)元なの?10(shi)元なの?」と聞き返すと、やはり「si元」。

貧乏学生の身、4元で押し通そうかと思ったのもつかの間。今回は「si元」と言いつつ、

手の形で10が表現されていた。

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これほど長く中国で生活していると、発音でだいたいどこの出身かが分かる。

聞くに堪えれず、思わず矯正したくなることも多々ある。

やはり中国は広大である。

 

 

留学中、「相互学習」と言って私が中国人学生に日本語を教える代わりに、

中国人学生に中国語を教えてもらっていた。

ある日約束の時間になっても来ないため、電話してみると「马上到(=すぐ着く)」とのこと。

しかし待てど暮らせど彼女は来ない。10分過ぎ、30分過ぎ、1時間を過ぎた頃やっと現れた彼女。

帰宅後、「马上到」の意味を調べなおしたことは言うまでもない。

 

結婚後私に感化され、時間観念が変わってきた主人だが、結婚前は割とルーズ。

友人との待ち合わせ。もうすでに約束の時間。約束場所までは約20分かかる。

どう処理するんだろう、と思っているところに待ち合わせ相手から電話が入る。

 

そして私は衝撃的な会話を、聞いてしまったのだ。

「今どこ?」

「马上到(=すぐ着く)」

 

あの、まだ家も出てませんけど…。

その時「马上到はこれから家を出るということか…。」と身を持って知ることになった。

 


 

 Twitter「#中国川柳」。

本当に中国あるあるが満載で面白い。思わずそうそうと、首と縦に振ってしまう。

でもこういう知識を知っておくと知らないでは、今後中国と関わるときに、

絶対にいろんなところで違ってくる、そう思ってならない。

 

皆さんもぜひご存じのあるあるを、川柳として発表してみられてはいかがだろうか?

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