日本の『イクメン』という言葉を、以前紹介した時、
「う~ん、さっきから説明聞いてるけど、それって『父親』ってことじゃない?」と
なんとも頼もしい返答をした主人。
実際我が子が生まれる前から、パパママ教室に参加して沐浴方法を勉強したり、
我が子が乳児の時は、(完全母乳だったため)授乳以外は全てこなした。
現在は帰宅後少しでも我が子との時間を取り、絵本を読んだりトーマス電車で遊んだり。
最近は動物図鑑を一緒に見ては、動物の物まね、鳴きまねをしている。
さらに子守唄に「一闪一闪亮晶晶(=キラキラ光る)」とキラキラ星を歌い、「巴巴爸爸
(=バーバパパ)」を読み聞かせ、我が子を寝かしつける。
先週末。ランチを作るために、キッチンにいた私。
リビングで二人がキャッキャ。我が子のお絵かきの要望に、必死に答えている主人。
楽しそうな声の中、我が子があまりにも「ちがう、ちがう!」を連発するので、
思わず覗きに行く。
「どれどれ?」と私の目に飛び込んできたお絵かき。
まず我が子が今、一番好きな狼。
その後我が子は諦めたのか、馬をリクエスト。
う~ん、狼と馬の区別が私には、どうもよく分からない。
狼を馬、馬を狼と言っても全く問題ないと見受ける。
違いを聞いてみると「很不一样!(全然違う!)」とのこと。
「どこが?」と聞いた後、主人からの返事はなかった…。
動物が書きにくかったのではと思い、乗り物を提案。
題して「火车(=汽車)」。
これは良い感じではないだろうか。
「スランプ脱出」宣言をするので、再び動物を描くことに。
(スランプとはもともと実力のある方が、調子が出ないことを言うのだが…。)
そしてゾウとトラの二本立て!
ん? タイガーマスク???
額の「王」の字はなんだ? まさか、キン肉マン? それともミート君?
我が家の“ピカソ画伯”の作品、愛が溢れている。けれど、絵心は・・・。
でも、憎めない(笑)。
ランチの時間はこれらの絵画について、話題がもちきり。
どんなに仕事が忙しくても、我が子との時間を確保しようとしてくれる主人に、
心から感謝している。