ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

◆スポンサーリンク◆


レザークラフトで「手帳カバー」を創ってもらう ※革製品の好きな方必見!

「Made in China」

この言葉をみて、どんなことを思われるだろうか?

  •  やはり日本製が安心
  • 質より価格
  • 一生モノにはなりづらい

中国で生活していると「一分钱一分货(=値段相応、値段が安ければ品質も悪い、

あるいは逆もまた然りで、値段が高ければ品質も良い)」が、確かに存在する。

 

私の友人は、これらの考えをいい意味で裏切ってくれると思う。

彼の名前は薛冰さん、レザークラフターである。

f:id:chachan-china:20190102212740j:plain瀋陽フランス領事館のMarc LAMY領事と)

 

余談であるが私も革製品がとても好きで、初給与で買ったものはヌメ革の折り畳み財布だった。

その財布も約20年、人生の約半分を共に過ごしている。

年月を重ね、オイルで磨き良い色になってきた。またこの汚れ具合などが、私にとっては

とても魅力的に映る。

f:id:chachan-china:20190102220653j:plain f:id:chachan-china:20190102220657j:plain

 

出産・育児で手帳とは程遠い生活をしていたが、今年から本格的にプロジェクトに復帰し、

これからどんどん予定が入ってきそうなので、昨年秋になる頃に手帳のサイズに合わせ、

彼に手帳カバーをデザインから起こし、創ってもらった。その作品がこちら。

f:id:chachan-china:20190102221153j:plain

f:id:chachan-china:20190102221438j:plain

 

拡大してみると、その技術の高さがさらに分かる。

f:id:chachan-china:20190102221313j:plain

f:id:chachan-china:20190102221258j:plain

 

あまりにも素敵な作品で、嬉しくなったので友人にも紹介したところ…。

f:id:chachan-china:20190102230727p:plain

f:id:chachan-china:20190102230748p:plain

f:id:chachan-china:20190102230946p:plain

 

こんなにも丁寧にFacebookで取り上げてくれるほど満足してもらえ、(紹介しただけだが)

私も非常に嬉しく、新年早々幸せな気分になった。
 


 

Made in China あるいは失礼を承知で申し上げると、「中国の方が制作した」と聞くと、

顔色が変わる方や、「大丈夫なの?」「やっぱり“チャイナクオリティー”でしょ」とおっしゃる方が

まだまだいらっしゃる。

 

でも時代は変わり、中国も「安かろう悪かろう」ではなくなりつつある。

中国にも「職人」や「匠」と呼ばれるような方がたくさんいらっしゃるようになった。

薛冰さんもそのお一人。

丁寧かつ手際の良いその職人技、そして作品を手にする人に喜びを届けたいという思いは、

作品を見る方を驚かせ、手にする方を幸せにする。

 

今日のこの記事を機会に、「中国の職人なんて」とまだまだ古い時代遅れの考えをお持ちの方は、

ぜひ2019年の新年の幕開けと共に、少し見方を変えてみる、というのはいかがでしょうか?

 

レザークラフト お問合せ先

f:id:chachan-china:20190102223419p:plain 略知皮革芸術工房(略知レザークラフト工房)

  • メールはこちら(もしくは lvezhi-jp@qq.com)
f:id:chachan-china:20190102232303p:plain

f:id:chachan-china:20190102232508p:plain