本日は立秋。暦の上ではもう秋です。
瀋陽を始め、東北地方は「立秋」を境に、日に日に朝夕の気温が下がってきます。
また北方地域は、今日「餃子」を食べます。
そういえばオフィスビルのレストラン街にも「立秋と言えば、餃子!」というような
張り紙を至る所で見ました。
さて、本日で最終回のSC神戸中国語スクール 森川寛先生による発音クリニック。
まずは前回までのおさらいを、どうぞ。
・SC神戸中国語スクール 森川寛先生による「中国語発音クリニック・上級編(No,1)」
・SC神戸中国語スクール 森川寛先生による「中国語発音クリニック・上級編(No,2)」
・ SC神戸中国語スクール 森川寛先生による「中国語発音クリニック・上級編(No,3)」
そして、本日の内容は…?
母音「u」に注目したクリニック内容です。
(画面をクリックいただけると、YouTubeの画面に移ります。中国からの方は
VPNでの接続をお願いします。)
詳しくは動画をご覧いただきたいのですが、私も留学で発音の基礎を作るとき
先生方が「u」の音を曖昧に発音しているような気がし、それを真似ていました。
森川先生もご指摘くださったように、発音の基礎が固まるまでは、
一つ一つの音を大げさなぐらい、きちんと、はっきりと発音するのが良いと
改めて思いました。
「u」の音は短母音、複母音を合わせ、かなりの頻度で出てきます。
また「就(jiù)」のように、隠れ「u」がある発音もあります。
「u」の音を正確に発音できなかったために、いろんな音に影響がおよび
中国人らしい発音への妨げとなっていました。
みなさんここでお気づきでしょうか?
中国語の母音は「a、o、e、i、u、ü」の6種類あります。
そのうち昨夜のレッスン内容の「a」と「u」という、6分の2の音が
正しい発音でなければ、当然中国語らしくない発音になってしまいます。
この母音に、さらに子音と声調がプラスされていき、中国語の音が成り立ちます。
まるで自動車のギアとクラッチを上手に操作しなければ、前進しないように
中国語の発音が日本人に難しいと言われるのは、このあたりの影響もあるのでは…
なんて思ったりもしています。
ただ「中国語の発音」として、もっと大切なことがあるのに最近気が付きました。
これは長くなりそうですので、また別の機会を設けてゆっくりお話しさせていただきます。
そして動画やブログ、Facebookをご覧いただいた方に朗報です。
森川先生が、なんと初中級向けのモニターレッスンを企画されているようです。
詳細や応募方法などは、追加案内があると思いますが
「発音矯正をしたい!」と思われていらっしゃる方は、ぜひ森川先生のFacebookに
ご注目いただければと思います。
・https://www.facebook.com/hiroshi.morikawa.50
最後になりましたが、オンライン発音クリニックを企画くださった山岡義則先生
そして矯正レッスンをしてくださった森川寛先生に、この場をお借りして
改めてお礼申し上げます。本当にどうもありがとうございました。
SC神戸中国語スクール 森川寛先生による「中国語発音クリニック・上級編(No,1)」