ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

◆スポンサーリンク◆


中国語検定1級(一次試験)対策、こっそり教えます!

1か月に及んだ日本滞在も、一旦終了。今日のフライトで瀋陽に戻る。

今回の滞在期間中、一番のビッグイベントと言えば、やはり中国語検定である。

この数日、体調を整えるために少し休んでいるが、12月からまた学習を始めることにする。

 


 

さて、数ある中国語検定対策サイトの中から、このHPを選択し訪問くださった方に、

第96回の中国語検定1級に参加した経験から、私なりの試験対策をお伝えしたいと思う。

これから目指される方の、何かのお役に立てればと心から願う。

 

まず、おそらく今回多くの受験者を苦しめたと思われる中国語訳。

f:id:chachan-china:20181128163831p:plain

特に(3)は、四字熟語(赤線)を知らなければ、チンプンカンプンな訳になってしまう。

  • 阳春白雪(=高尚な文学作品)
  • 下里巴人(=通俗的な文学)

f:id:chachan-china:20181128164159p:plain

ここからもお分かりのように、四字熟語や慣用句をどれだけ知っているかが、1級合格の鍵である。

覚えれば覚えるだけ合格が近くなるが、記憶力と時間には限界があり、

成語辞典をただただやみくもに、片っ端から覚えてもきりがなく、現実的ではない。

 

そこでわれらの強い味方を紹介したいと思う。

まず始めは、合格奪取! 中国語検定準1級・1級トレーニングブック 一次筆記問題編』Amazon CAPTCHA

 

今回のキーワードであった「阳春白雪」「下里巴人」がどちらも、このテキストの59ページに、

さらには(1)の訳文にある「纷至沓来(=次々にやってくる)」も、71ページに掲載されいる。

※この情報はわれら「やる気を育てる通訳学校」のリーダー小島温子さんより

 

そして高電社の「中国語検定過去問WEB」。

直前試験対策として過去問を解いているときに、過去に出てきた四字熟語、単語が

繰り返し出題されていることに気づいた。

例えば(2)の訳文にある「寥寥无几(=数えられるほどしかない、ほんのいくらもない)」

これも実は過去に2,3度出題されていた。

 

これは検定用に原文を一部改正して、四字熟語をはめ込んだり、書面語に変更したりするため

やはり使われる用語に、偏りがでてくるのであろう。

 

つまりこの『合格奪取!1級トレーニングブック 一次筆記問題編』と

過去問を徹底的に繰り返すことで、ある程度、敵のしっぽをつかめるのではないかと思う。

合格奪取! 中国語検定準1級・1級トレーニングブック 一次筆記問題編

合格奪取! 中国語検定準1級・1級トレーニングブック 一次筆記問題編

 

 


 

とは言っても、一人で「合格」を目指しても、その目標は大きすぎて、くじけそうになる時もある。

また1年間モチベーションを維持するのも大変だ。

 

そこで少し考えた。

この見知らぬ“誰か”と知り合えるネット環境をうまく使えないかと…。

また「見られている」と意識することも、きっと気持ちを後押ししてくれるだろう。

 

そこでTwitterを使い、(何級であっても)一緒に合格を目指す同志を増やせたら! と思う。

合言葉は「#中検伴走学習」。

f:id:chachan-china:20181128160806p:plain

 

また、毎月私がどんな学習目標を立て、実行していくかもご紹介していこうと思う。

f:id:chachan-china:20181128201318p:plain

 

スレッドは「#中検伴走学習」としたが、中国語検定を目指される方はもちろんのこと、

他言語の方、何かの試験を目指す方など、伴走学習者が欲しいと思っていらっしゃる方、

ぜひ、ご一緒にいかがですか? あなたのご参加、お待ちしております。

 

さて、来年2019年11月24日まで、あと360日。

さぁ、また始めよう。

f:id:chachan-china:20181129070856p:plain