中国語でも、直接的には言わない言葉がたくさんあります。その一つに「太ったね」という一言。
“胖了”
これはあまりにもストレートなので、
“发福了”
とマイルドな言い方をします。
女性には“胖子(デブ)”なんて言わず、“丰满(ふくよか)”を使いましょう~(私にもぜひ!)
留学時代「通じるから」と間違いを認めない生徒がいた。先生はため息交じりに
“他总是把我说的话当成耳旁风……” 彼はいつも私の言葉をどこ吹く風と聞き流す...
“耳旁风”「耳のそばを吹く風」から転じてどこ吹く風。“耳边风”とも。
実は私、彼の中国語はいつも理解できなかった。
我:“这次非常感谢!”
朋友:“客气!”
と返され「えぇ?遠慮しろってこと?」「良いよって言ってたけれど、社交辞令だったのかな」と不安になりました。
でもこれは“(你太)客气(了)!”で、「遠慮し過ぎよ!」という意味です。
決してご自身を責める必要はないですよ~
“新冠病毒”の“冠”は“guān”と第1声で、「冠のような形のもの」という意味。
ただこちらは“guàn”と第4声もあり、その場合は「冠・帽子をかぶる。冠する」という意味。
コロナ発生当時は第4声で発音していた人もいたが、みんなが第1声で発音できるほど、長期間に及んでいる…
今日主人と買い物に行き、“凉皮”を発見。主人も好きなこともあり、“赞イイね”とのこと。
“挑吃的我有眼光,买多了我能吃光!”
(食べ物選びは見る目があり、多くかっても食べ切れる!)
とことば遊びで返しました。
ちなみに前文の“光”は“眼光“で「(物を判断する)眼力」。後文の“光”は結果補語の「すっかりなくなる」の意味です。
一般的に中国の路線バスは「粒読み」
753番ルートなら、“七五三路 qīwǔsān lù”
番号の1は7との聞き間違いを防ぐため、“yāo“とほぼ発音されます。路線以外に電話番号、部屋番号なども1は“yāo“と読まれます。
この“yāo“の読みに関連した笑い話があるので、それはまた明日の機会にでも
留学間もない頃、中国人のAさんから電話があり「日本語学科のBさんを紹介するよ」と、電話番号を教えてくれた。
A:一五九 ×××× 五三ge一(“yāo“)
私:159 ×××× 53ge1 ?
“ge“って何?
これは「1が3つ」、つまり後ろ4桁は5111。
“yāo“を3回言ってよ!
最近では、カフェのwifi パスワードを教えてくれる時に“八个8”なんて言われます。
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