3月3日、ひな祭り。そして耳の日。
WHOが発表した数値によると、全人口の5分の1、つまり15億人以上が
聴力に何らかの問題があるとのこと。
今はテレワークやオンラインレッスンなどで、1日中イヤフォンを使っている人もいて
この問題は今や避けられないようである。
私は1時間もイヤフォンをしていると、耳が痛くなるタイプなのと、
何と言っても“商売道具”の一つであるため、
できるだけスピーカーから聞くようにしているが、発音チェックなどは
イヤフォンから音を取ることが多いため、1時間を超えないように努めている。
先日からコホンコホンと、咳をしている我が子。
時勢もあり3月1日は幼稚園を休ませた。
#瀋陽
— ちゃーちゃん🇯🇵@中国瀋陽 (@ChachanChina) March 1, 2021
今の時期、非常に乾燥している瀋陽。
我が子が昨日から声を取られ、超ハスキーボイスに。
幼児マッサージの先生のところに行ったら、明日もまだこのままだったら、お灸をしてくれるとのこと。
という私も喉が少し痛い…。
そのため、幼児マッサージの中国医学のお医者さんに診察をお願いすると
「甘いものと塩辛いものを食べ過ぎたかな」との診立て。
今の時期、瀋陽は非常に乾燥している。
そのため少しカッとしたり、大泣きしたりと、いわゆる中国語でいう“上火”の状態に
甘いもの、塩辛いものがプラスされると、呼吸器へのダメージが大きく
咳が出たり、嗄声するようである。
幼児マッサージなどでも対応できるが、日にちがかかるため、
昨日からお灸をしてもらうことに。
“脐灸”というお臍のツボを刺激するお灸をして、お腹を始め消化器を温める。
そしてこの透明のポットの中に、お灸を入れ(中にうっすらとツボのように見えるもの)
お臍を温めること約1時間。
(お臍の上に置かれています)
我が子は尿意を催すほど、よく熱が入り
お灸が終わった後から、咳がかなり軽くなったのが分かるほどであった。
さらに昨夜も咳で起きることもなく、ゆっくりと休めたようだ。
今日ももう一度お灸をしてもらい、しわがれ声もずいぶんと回復した。
またしても東洋医学の奥深さを知ることになった。