主人の親知らずが”言うことを聞かず”、隣接する前歯に影響が及び、
結局その歯を抜くことに。
抜歯をしたため痛みはなくなったが、親知らずとは違い、
食事をするとき非常に不便なもよう。
幸い歯科医に友人がおり、そちらでお世話になり約1年前にインプラントを実施。
そして昨日がメンテナンスの日。9時半に予約を入れ、朝から親子3人で訪れる。
全4階建てで、1~3階は成人用。
そして4階は子供用の診療室があり、小さなお子様の姿もチラホラ。
他の診療所と差別化を図るため、歯科医院とは思えないほどの設備がある。
診察台も、泣き叫んたときに一時的にも気持ちを落ち着かせるために
至る所に工夫が施されている。
廊下に出れば、清潔感がある歯科医院。清掃員がいつもどこかを磨いている
中国の都市部は市場が成熟してきて、差別化が求められる時代になった。
「成金主義」と批判もある。
確かに「お金持ちは悪」「あぶく銭は悪」という教育を“しっかり”受けた私は
このようなお金の使い方、儲け方に反対だった時期も長い。
しかしながら、「私も我慢しているんだから、あなたも我慢しなさい」というより
「私もがんばって稼いでいるんだから、あなたもがんばりなさいよ」という方が
生産的なのでは、と最近の中国を見ていて思う。
こういうハングリー精神が、今の中国経済を支えているのではと感じてならない。