11月1日、日本に一時帰国してから、病院の待ちあい室で時間を多く過ごしている。
- 人間ドック
- 婦人科検診
- 歯周病検査
40歳になり市からの補助もあり、また妻として、母としてやはり体が資本となるため、検査している。
これらの検査として、すべて未来の私に向けてのものだ。しかし今回の帰国中、予想外だったのが、
- 左側上の親知らずを抜く
- 蓄膿症
まず親知らずに関しては、今年だけで下側の左右を合わせ3本目。
もう、まな板の鯉状態も慣れたもの。覚悟も「1,2,3」でできてしまう。
今回は上側ということもあり、麻酔をしたあと、「ポン」という音が聞こえそうなほど、
簡単に抜いてくれた。
痛み止めを飲むこともなく、腫れることもなく、なんなく過ごすことができた。
そして思いのほかてこずっているのが、蓄膿。
9月末ごろから風邪をひき、 長引いていた。さらに瀋陽の秋は非常に乾燥しているので、
ずっと鼻水がズルズルとしていた。
一時帰国後約1週間、一晩眠れない程の頭痛に悩まされる。
風邪だと思ったので内科に行くと、診療が終わった後、再度診察室に呼ばれる。心臓が高鳴る。
「急ぎはしなくていいけれど、蓄膿かもしれないので、耳鼻科に行くことをお勧めします」とのこと。
月末には中国に戻るので、次の日、早速耳鼻科へ。
レントゲンを撮られたあと、医師から伝えられたのは、やはり軽度の「蓄膿」だった。
どうやら風邪が長引くと、蓄膿にもなるとのこと。知らなかった。
この蓄膿が厄介者で、頭がボーとしたり、頭痛に悩まされたり、肩こりが酷かったり。
さらには42度のお風呂に浸かっていても、まだ寒気がするほどの悪寒に悩まされる。
蓄膿には鼻洗浄が有効的なのだが、処方された洗浄液がどうも合わない。
洗浄するたびに、水泳のクイックターンを失敗したような、鼻の奥に「ツーン」という痛みが走る。
中国語学習の同志から、鼻洗浄についていろいろとアドバイスをいただいたりして、挑戦するも
まだ「自分の」食塩洗浄液の濃度に出会えていないのか、とにかく鼻洗浄は苦痛の時間なのだ。
今まで「丈夫な体だけが自慢」だったのに、ここにきていろいろとメンテナンスが必要なようだ。
好きで行った中国だが、やはり異国で生活しているのは、知らず知らずに体に負担をかけているのだと
改めて思わされる一時帰国である。
今週末は中国語検定試験本番。
せめてこのもやもやした頭の状態だけでも、解放してほしいものだ。