ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

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VPN使用で罰金⁉

昨日twitterを見ていると、目に飛び込んできた記事。

なんだって???

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えぇ!!!

中国でVPNが制限されれば、Googleをはじめ、YouTubeFacebook、Messenger、

Twitter、LINE、Instagram等、使用できなくなる。

つまり「中国でネット活動をするな!」といわれているようなものである。

 

これは大変なことになるぞ、と思い早速色々検索してみた。

どうやら有料VPNは大丈夫のようで、問題とされているのは無料VPNのようだ。

(2019年1月5日10:00現在)

 

もう少し丁寧に説明すると、「網絡安全法(=インターネット安全法)というものがあり、

サイバーテロやインターネットによる誹謗中傷を取り締まる根拠法である。 

VPNについては有料か無料かという括りではなくて、中国の管理当局に登録されて

いない業者のものは全て違法という扱いのようだ。

(無料サイト=未登録という場合が多い。)

事前に警告された例もあれば、警告なしで行政処分の制裁金が科された例もある。

以前、VPNなしでも利用できたヤフージャパンの検索機能も、今ではVPNなしでは

利用できなくなっている。そのため誹謗中傷やポルノサイトの規制は当然だが、

正常な経済活動に支障が出ることが懸念される。

 

つまり問題は、すでに「罰金」という判例ができてしまったため、意味を派生して

有料VPNまで取り締まる可能性が出てくるかもしれないということ。

また今日まで問題がなかったことが、明日には変更と言う事態も起こりかねない。

そのためこのニュースに関しては、今後もアンテナを張っていた方がよさそうである。