今日の瀋陽はいつもより少し暖かい。と言っても、マイナスの世界だが…(笑)
そこで商談も早く終了したしで、プロジェクトメンバーと早めのランチ。
久しぶりに「あれ」を食べに!
その名は、凉皮(=リャンピー)。
ちなみに麺は米粉で作られているため、モチモチしている。
西安の味はラー油の辛さと、黒酢の酸っぱさが絶妙なハーモニーを醸し出す美味。
他の地方のものは、砂糖や胡麻ダレなどの調味料が足されるが、私はシンプルな西安テイストが
一番美味しいと思う。
(ただ、西安を離れるとこの味はなかなか再現されていないのが残念。)
また麺も西安の凉面は日本香川県のうどんのような、こしがありプリッとしていて、
断面が正方形の形状だが、他の地域の凉面は名古屋のきしめんのような感じである。
固麺好きの私からすると西安の麺がやはり好きで、他の地域のものは残念感がある。
(※名古屋のきしめんは好きである。)
前置きが長くなってしまった。
それでは早速、凉面さんに登場してもらいましょう~。どうぞ!
まだまだ「きしめん」感は残っているものの、瀋陽の中では一番おいしい凉面だと思う。
ちなみに右上は肉夹馍。「中国式ハンバーガー」や「西安バーガー」と呼ばれているようだ。
バンズ(と言っていいのかは疑問だが)は、最近柔らかいものも出てきたが、
西安のものは固め。パサパサ感があるが、そこは中に挟まれた肉汁を吸うことによって、
美味しく進化する。
気になるお値段は…。
今日はボスの奢りだったので、プライスレス。
目安としては合計で15元~20元(≒240円~320円)。
余談だが。
凉皮は夏に食べるのがベスト。感覚として日本の冷麺のような感じである。
今日はたまたま暖かめだったので食べたが、隣のお客さんのフーフーしながら啜っている
アツアツのラーメンが恋しかったことは、ここだけの秘密にしておこう。
だってボスが食べたくて、なおかつボスの奢りだから(笑)