今日は春節期間の終わりを告げる「元宵節」
元宵節(げんしょうせつ)は、正月の望の日(満月の日、旧暦一月十五日。日本でいうところの小正月にあたる)を祝う中華圏での習慣である。正月は別に元月とも称され、元月の最初の宵(夜)であることより元宵節と命名された。過年は元宵節を迎えて終了する重要な一日である。
通常は元宵を食べてお祝いをするのだが、主人曰く
我不喜欢吃黏黏的东西!(=ねちゃっとしたものは嫌いなんだ!)とあり、
我が家では食べないことになっている。
(私は好きなので、主人のいない時にコッソリいただくことが多く、黒ゴマ推しです)
ちなみに、元宵と湯圓の違いとは
「大まかに言えば、北京を中心とした北方地域で食べられているのが元宵で、江蘇省や浙江省を中心とした南方地域で食べられているのが湯圓」なのだそうです。
さらに、一番の違いは作り方にあると言います。まず、「湯圓」は餡を生地で包んで作られますが、「元宵」は餡を粉の上で転がして、雪だるまのように作られます。作り方は異なりますが、いずれも元宵節に欠かせない一品であることに違いはありません。ちなみに、冬至や旧暦の大晦日には餃子を食べる習慣がありますが、一部の地域ではこれらの日にも餃子ではなく「湯圓」を食べます。
「包んで作る湯圓も、転がして作る元宵も、どちらも元宵節のめでたい風習で、『離れた家族が集まって団らんする(闔家団圓)』、『睦まじきことの麗しさ(和睦美好)』、『調和と円満(和諧圓満)』という意味を持っている。新しい一年を幸せに健康に過ごし、すべて円満であるようにとの願いを托したものなので、今日まで伝えられてきた」そうです。
http://japanese.cri.cn/20190219/2186bd44-2ae4-42c6-8541-4eee1b518932.html
そんなこともあり、元宵を食べる代わりに主人の要望もあり、
我が子を幼稚園に送り届けてから、豆乳屋に行って朝食を取った。
こちらは豆乳やお粥に砂糖を入れておらず、自分で調整して入れるため、
甘いものが苦手な私も非常に好きなお店である。
「油条」は北京留学時代を思い出すため、たまに食べたくなる朝ごはん。
その後日中はテレワークで、休憩時に我が子の包丁を購入しようと
まずはタオバオを見ると約33元。
料理好きで、いつもキッチンに来るので専用の包丁を持たせてあげたいと思うものの
他にも候補がないかと思ったのが、正直なところ。
そこで拼多多という、複数人で購入すると価格が安くなることが売りの
オンラインショッピングサイトを覗いてみると…、約11元。
もしかしたら偽物かも…、と思いつつも
もうすぐしたら、また違うものに興味が移るかもしれず、
あるいは大人の包丁を使いたいと言い出すかもしれないと、まずはこれで良しとした。
幼稚園に迎えに行ったとき、購入したことを伝えると、非常に喜んでいた我が子。
さて、初めての包丁で何を作ろうか、今から二人でメニューを考えている。
それにしても、この価格の差は…。
いろんな意味で賢い消費者にならなければならない中国社会であると、改めて思う。