ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

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『手帳とフセンで簡単・的確にスケジュールが整理できる3ステップ時間管理術』を読んで、時間管理を可視化してみた

完璧主義の私は、以前、特に結婚するまでは「身を削る」という言い方が当てはまるような

時間の使い方をしていた。

例えば覚えられるまで眠らない、達成するまで趣味はお預けという具合である。

しかし今は家族がいるため、すべてを自分軸で動かすわけにはいかない。

特に我が子はまだまだ、「ママ」が必要な年齢である。

 

8月からブログも始め、9月からプロジェクトが本格的に稼働し、そろそろ時間管理を

真剣に考えなければ、「来年合格を目指す中国語検定1級の学習時間が取れない」と、

危機感を募らせていたところに、素晴らしい方々の粋な計らいで、素敵な本に巡りあえた。

 

そのお一方とは著書の作者、酒井秀介氏。

「稼げる通訳者(カセツウ)を育成する“唯一”のビジネススクール」の代表である。

もうお一方とは「やる気を育てる通訳学校(やる通)」のリーダー、小島温子氏である。

そして書籍とは『手帳とフセンで簡単・的手帳とフセンで簡単確にスケジュールが整理できる3ステップ時間管理術』。

手帳とフセンで簡単・的確にスケジュールが整理できる 3ステップ時間管理術

手帳とフセンで簡単・的確にスケジュールが整理できる 3ステップ時間管理術

 

 

以前、酒井氏が司会をされた座談会に参加をしたことがあり、スピーカーの「核」となるその人にしか

話せない話しをうまく引き出している姿を拝見し、一気に酒井ワールドに引き込まれたことがあった。

その酒井氏を象徴するかのように、書籍は簡潔明瞭に記載されており、一気に読み進めることができた。

 

内容は主に、ビジネスマンをターゲットにした時間管理術であるが、

プロジェクト単位で活動する私にも、十分応用できるのでは? と思える内容のため、

準備されている時間管理術シートを使って、私なりにスケジュールの可視化を

一度試みることにした。

 

まず、今の私が「やりたいorしなければならないこと」の中で、何が「緊急度・高&MUST」なのか、

逆に何が「緊急度・低&WISH」なのかを、グラフに書きだしてみた。

その時にポイントとなるのが「ポスト・イット」。その理由はぜひ、書籍でお確かめいただきたい。

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これを書き出すことにより、自分の頭の中で「あれも、これも」と焦っていた気持ちが、

随分落ち着いていくことが分かった。当たり前だが、物事には優先順位があるのだ。

それを可視化し確認するだけでも、自分が「今」向かう方向、取り組むべきことが明らかになる。

 

そのあと、毎日のスケジュールに「緊急度・高&MUST」の事柄をメインで組み込んでいく。

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  • 赤色 私のスケジュール
  • 青色 我が子(&私)のスケジュール
  • 黒色 仕事(日本一時帰国中は両親の農園を手伝うこと)

この上記3色の変更不可スケジュールを、まず書き出す。

また「中国語検定の学習」も今は外せない重要スケジュールのため、我が子が寝た後の

22時から24時まで時間を割くことにした。

そこにスケジュールの空いた隙間時間に、ポスト・イットで変動可能なタスクを埋めていく。

黄色の囲みは、まだスケジュールが決まってはないが、確実に時間を割かなければならない

スケジュール予備軍である。

 


 

書籍ではここからさらに踏み込んで、確実にタスクをこなしていく方法が細かく書かれており

この方法を確実に実施し、スケジュールとタスクを完了していけば、今のように忙しさにかまけて、

ただただ“無駄に”時間を過ごしてしまうことは無くなっていくのではないかと思え、

次の日に早速、来年の手帳を見に行った。

 

ちなみに、来年にかけての 「緊急度・高&MUST」事項は、上記の画像の中の項目以外にも

(お見せできないが)たくさんある。だがベスト3の一つはやはりなんと言っても、

中国語検定1級合格であることを(くどいことは重々承知だが)、高らかに宣言しておきたい(笑)

 

最後に、ビジネスマンはもちろんのこと私のように育児に追われ、自分の時間が持てないと

半ばあきらめていらっしゃる方々にも、ぜひ一度手にしていただきたい書籍である。

きっと私が体験したように「時間管理のヒントが、たくさん散りばめられている」と感じ、

さらに時間管理が苦手とおっしゃる方でも、「これなら私にもできるかも!」と

行動し始めたくなると、思えてならない。