ちゃーちゃん@中国

中国滞在10年以上の日本人女性から見える「生の中国」とは?

あなたの目には、中国はどのように映っていますか?

あなたが本当に知りたいことはなんですか?

影響力等は決してないですが、日本人と中国人の誤解が少しでも解ければと思って始めたブログです。



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中国人の二元論 ~第3回『漢語Cafe』開催報告~

昨日、第3回『漢語Cafe』が無事開催されました。

 

第1回、第2回開催時の反省を生かし、今回からは少人数制、レベル別にするとともに

今回の中上級は、「バーチャル・リアリティ中国」を目指し、

お迎えするゲストは、対外漢語教学(外国人に中国語を教える科目)の専攻ではなく、

日本語が分からず、普段は日本人と接することがないという方で、

話すスピードも表現方法も、内容も、一切手加減なしでお願いしますと

事前にお伝えしておりました。

 

今回のテーマは「中国人的是非观」。

講師のTom先生は、長年のビジネスマンとして「商売の第一線」に立ち続けたご経験から、

ご自身の理論を展開してくださいました。

 

その中には、欧米人に多い考え方である一元論に対し、

中国人の根底には二元論があり、それがもとになっているのが、

太極拳であることもご教授いただきました。

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※実際の映像は、こちらのページ中程にあります動画にて、ご確認いただけます。

http://dy.163.com/article/FAKH63HF05188DF0.html

 

Tom先生のお話は難易度が高く、 論理的要素が高く

話の内容が一層一層深くなっていくため、1段落目で詰まってしまうと、

その後が理解しづらくなっていました。

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私も中国で生活をしていて、よく二元論を感じます。

中国の方にとって正誤という『黒と白』ではなく、

『自分の状況に合っているかどうか』あるいは『自分が求めているものかどうか』

という理論です。

 

例えば仕事で私が良いと思った行動も、

立場が違えば、見え方も利益の概念が異なるため、

予想だにしていなかったお叱りを受けることがあります。

 

いわば経営者と雇用者、需要側と供給側では、立っている立場や位置が違うため、

当然として見えているものが違うわけです。

それらはとらえ方、考え方にまで影響します。

そのため金銭という可視化でき、(例えば100円はあくまでも100円というお金の価値)

共通認識があるもの以外なら、個人差が出てくることは否めません。

 

時として、一方向からは白と見えても、ある方向からは影の部分の黒が

見える(あるいは見えてしまう)というのも然り、という考え方です。

つまり先ほど動画でご覧いただいた、二元論です。

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また中国在住の日本人ならば、一度は経験がある日本帰国時の買い物リスト。

中国人の同僚や友人から(当たり前のように)依頼され、

「なんなのー!私だって持ってきたいものがたくさんあるのよ!!!」となる場合も

多いのではないでしょうか?

逆に本当に仲が良く、買ってきてあげたいという人からは依頼がきません。

 

中国人的発想からすれば、その考え方の一つとして、

迷惑をかけられ合える関係まで、“昇格”するための行動であるかもしれません。

また本当に仲が良い関係性であれば、相手と自分が一体化していると考え、

自分が面倒と思うことは、もう一人の自分(つまりはここでは相手のこと)には

大変な思いはさせない、という考え方です。

 

それらの原理が本当に理解できたならば、中国人がより理解できるのではないかと

講義を通し、考えておりました。

 

Tom先生の話される内容は難しく、使用単語も普段の生活では、

あまりなじみのないものだったこと。

そしてTom先生が一生懸命話してくださったからこそ、独壇場の時間が

少しばかり長かったこともあり、主催者としては

正直次回も参加したいと思っていただけるかどうか、気が気ではありませんでした。

 

そんな不安を打ち消すかのごとく、参加者の方のtwitter投稿を拝見。

こんなにありがたい感想ツイートをいただき、朝から感無量でした。

 

正直、この『漢語Cafe』は万人受けする企画ではありません。

いわば「プール」での競泳練習を終え、一気に高波が襲ってくる大海に

放り出されたような感覚のイベントだと思います。

つまりは、教科書や教室内の"教えてもらう”中国語を卒業し、

"自らが学びに行く”、あるいは”くらいついていく”、

容赦なし、まったなしの中国語です。

 

しかしこれらの積み重ねが、振り返られたときに必ず力になり、

きっと中国の現地に立たれたとき、あるいは仕事で使われるときに

絶対に役に立ちます。

 

これからも方言も入った中国語、年代別の考え方やとらえ方、

価値観や生活観、金銭感覚なども感じ取っていただけるような方をお招きし、

「バーチャル・リアリティ中国」を感じていただければと存じます。

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