ちゃーちゃん@中国

中国滞在10年以上の日本人女性から見える「生の中国」とは?

あなたの目には、中国はどのように映っていますか?

あなたが本当に知りたいことはなんですか?

影響力等は決してないですが、日本人と中国人の誤解が少しでも解ければと思って始めたブログです。



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中国上海 月子中心(=産後ケアセンター)

「母は強し」

このコロナ禍でも、出産に臨む母親がたくさんいる。

彼女もその一人。

 

彼女とは、同い年の大学時代からの友で、出会いはカナダだった。

お互いあまり多くを語らないけれど、ふとしたしぐさで思いやりを感じられ、

無言で流れる時間も、とても居心地がいい間柄だ。

 

不惑の年」も超え、高齢出産で初産。しかも中国上海という海外。

初期に少し出血があり、中国人の旦那様の理解のもと、

日本に一時帰国していたところに、このコロナ禍。

旦那様が日本入国ができなくなり、迎えに来てもらうことが不可となった日に

「このまま待っていても、結局一人で帰らなければいけないなら、早めに帰る」と、

急いでチケットを手配し、入国したのが幸い。

当時はホテルでの集団隔離ではなく、14日間の自宅隔離。

数日後の外国人の中国入国不可を免れた。

 

身重のからだでパスポートだけをもって、飛び乗った飛行機。

そのためリストアップしてあった出産&ベビー用品は

日本から、何一つ持ってはこれなかったとのこと。

 

それを聞いた私は、大切に取ってあった全ての出産&ベビー用品の荷造りを

主人に手伝ってもらった。

これらは第二子のためにと思ってのことだが、重ねる年齢の前に

どこかでその“願い”に区切りをつけなければ、ともずっと思っていた。

それ故に彼女にこのバトンをひきついでもらえればと、

夫婦二人で出した結論でもあった。

 

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ベビーカー、チャイルドシート、ベビーバス(お風呂)、抱っこ紐等、大きいものから

哺乳瓶、未使用の搾乳機、未使用のベビー服、おっぱいケア用品、綿棒、石鹸、おむつ…

受け取った友人が、「買い足すものがなかった」という程の量で、

“願い”を全て受け取ってもらった。

 

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彼女はきっとこれらを、本当に大切に使ってくれることが分かるし、

私も“願い”から、ある意味お別れを告げることができ、前を向けたと思えた。

 


 

中国は一般的に、出産後3日で退院し(帝王切開は5日)、その後すぐ

「月子中心(=産後ケアセンター)」で1か月過ごし、産後のケアを行う。 

費用は2万元(=30万円)ぐらいから。

 

日本では「パパママ教室」などで、赤ちゃんの沐浴方法を学ぶが

中国ではこの1か月間で体を休め回復しつつ、赤ちゃんのケアについて学んでいく。

(と言っても、赤ちゃんのケアは基本はセンターの方々がしてくれ、

夜中の授乳もミルクならお願いできる。)

家族も同室で寝泊まりができるため、ほとんどの家族がケアセンターに入る。

 

私は日本から母親が応援にきてくれたこともあり、

主人も悪戦苦闘をしながらも、毎日沐浴やおむつ替えなど、積極的に関わってくれたため

産後ケアセンターにはお世話にならず、自宅で過ごした。

 

今まで産後ケアセンターには、お見舞いに行くぐらいだったため、

実際のところは、どんな感じなのかを友人に訪ねたところ、わざわざ動画を送ってくれた。

高級ホテルのある階がすべて、産後ケアセンターとして機能しているため

私が瀋陽でみたいずれよりも、きれいで清潔だと思った。


中国上海 月子中心(=産後ケアセンター)

 


 

病院で自ら進んで手術台(分娩台)に上がるのは、妊婦さんだけである。

さらには「マラソン42.159kmを完走した感じ」と例えられる出産が終わると同時に、

今度はすぐ不眠不休の育児に入る。

 

乳腺炎で高熱にうなされながらも、頭にあるのはやはり子供のことである。

寝てくれたと麺を作り、食べようと思ったら泣き出す。

あやし、寝かしつけ、再び食べようと思ったときは、露なし麺になっていたことも

一度や二度でない。

 

「月子中心(=産後ケアセンター)」を卒業した彼女は

今まさに、そんな生活を送っている。

初産、高齢出産に加え、異国、コロナ禍という環境で、必死に子供と向き合う彼女。

まさに母は強しである。

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今振り返ると、あの頃寝不足で、フラフラになりながらも、

必死で小さな命と向き合っていた、自分自身を褒めてあげたいと思うと同時に、

今なお私とわが子を必死に支えてくれている主人に、心より感謝を申し上げたい。

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