結婚して義母と料理を作っている時、
“这把刀很快!”
と言われ、「ん?」と思ったことがありました。
この“快”は「速い」ではなく、「よく切れる、鋭利である」という意味。
決して刃物が見えないほどの、手さばきというわけではありません。
ちなみに切れ味が悪いときは “钝”。
留学初級クラスで、“八折和九折哪个便宜?”と聞かれたことがあります。
“折”は「(定価にたいする値下げの割合を示し)…掛け」という意味。
九折 9掛け=10%OFF
八折 8掛け=20%OFF
八五折 8.5掛け=15%OFF
ちなみに動詞は“打”,“打七折”と表現できます。
義母と温泉に行ったとき、
“这个池子有40度!”
“有40度”、これは「40度以上はある」という意味。
この“有”はいろんな場面で活躍します。例えば年齢。
“他有40岁。”
これは「40歳以上」という意味。
アバウトな表現を、うまく使いこなしたいものですよね。
「したい!」
“想” 現実的であるかは問わず、願いを表す
“要” 実現がより具体的で意志的な場合
“我想去中国。” 中国に行きたいなぁ。
”我要去中国。” 中国に行くつもり。(中国に行くのだ!)
現実的に無理だろうと思えても、本人の気持ち次第で言い方も変わります。
主人が初めて日本に来た日、日本語が話せないこともあり、四六時中私と一緒。私の母に
“他真是跟屁虫!” と笑われる程。
“跟屁虫”とは、お尻にくっついていく虫、つまり「金魚のふん」のこと。
今では話せないなりに、私の父と兄の3人で居酒屋に行くほどです。
“都”の位置
1.“他们都把剩下的菜吃完了。”彼らは全員残った料理を食べ終えた。
2.“他们把剩下的菜都吃完了。”彼らは残った料理を全て食べ終えた。
“都”の位置により対象が異なります。そのため...
1.他们
2.剩下的菜
にかかっています。
中国語の発音が苦手な方に多いのが、“花茶 huā chá“を“hu+ā chá“と分けて発音しがちです。
ローマ字を学ぶことで「かさ=ka+sa」と、1子音+1母音をくっつけて、1音とみなしてしまう癖がついている場合があります。
hu+ā ⇒h+uā と意識できると発音がかなり変わってきます。
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