主人は朝、(朝ご飯を)食べるよりも1秒でも長く眠っていたい派。
そのためお弁当は朝ご飯用と昼ご飯用の、2食を持参している。
お弁当に詰めた残り物で私のお弁当も作れ、品数も増え、さらには洗い物も1度で済むのが、
非常にありがたい。
昨夜「明日のランチは得意先の方と一緒に会議をしながら食べるし、朝はその方の会社へ
直行するから、家で朝ご飯を食べる」とのこと。
中国式ビジネスは、レストランが会議室なのだ。
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明日から端午節の3連休とあり、超元気な我が子に振り回されることを思うと、
今日は少しばかり楽をして、体力を温存しておきたいと思い、起床後しばらくして、
団地出入口にある「包子铺(=中華まん店)」に足を運んだ。
実は以前5時からオープンしていると聞いた(気がした)ので、5時頃に行ってみると
「まだ蒸しあがってないから、5時半頃にまた来てくれる?」と言われた経験があった。
今は瀋陽でも少し郊外に住んでおり、開店時間と(食事)提供時間が異なることが多い。
結局その日は何も買わず、家に戻り朝ご飯を作った。
今日はその教訓を生かし、5時半にお店に向かった。
出来上がったばかりの「包子(=中華まん)」。たくさんの種類が店頭に並ぶ。
- 鶏肉ジューシーまん
- 白菜と豚肉まん
- シイタケと豚肉まん
- 牛肉まん
- ピーマンと豚肉まん
- あんまん
さっと見渡しただけでも、片手では数えきれない。その数なんと13種類。
さらに蒸し器から、今まさに取り出されようとしている中華まんもあり、思わず喉がなる。
お腹も鳴ってしまうのではと思いながら、結局3種類10個のお会計をお願いする。
購入した包子は種類ごとに分けて、袋に入れてくれた。
家に到着し、早速お皿に出す。
種類が混ざらないように、包み方を少し変えるのが“技”の一つである。
ちなみに左側の空洞があるのが「シイタケと豚肉まん」1元(≒15円)と、右側の
つまみがあるのが「鶏肉ジューシーまん」1.5元(≒23円)。
中身はぎっしり。良心的なお店で、非常に早い時間に売切れるのがよく分かる。
さらに主人の好きな「鸡蛋糕(=茶碗蒸し)」も手に取る。4元(≒60円)。
こちらも袋に入れてのお持ち帰り。
日本の茶碗蒸しに比べると、お出汁の味よりも塩気の味が勝っており、
ごま油も入っているため、香ばしい香りが漂ってくる。
また真ん中に一つ寂しく浮かぶ海老以外の具は入っておらず、卵の味を楽しむ料理である。
質感はお水がたくさん入っているため、ツルンと非常に滑らか。
こう見えても料理は好きな方で、包子も生地から作るのが好きである。
だが、作り始めるとなぜか生地の発酵が整ったときに、
「ちゃーちゃん、来て~! ちゃーちゃん!! ママ、ママ!!!」とお呼びがかかり
いつも発酵しすぎの包子が出来上がってしまうため、最近はずっと店舗にお世話になっている。
季節も暑すぎず、寒すぎず、ちょうどいい6月。
明日からの3連休、主人に子供を預け、包子の作り置きでもしようかな。
(※以前義母と伯母が瀋陽に来てくださり、一緒に包子を作りったときのことを、ブログで発表しています。レシピや作り方の説明の他に、包み方の動画もありますので、もしご興味をいただけましたら、ぜひ一度ご覧いただけましたら幸いです。)