グローバル化が進み、日本でも小学校からの英語教育が始まっている。
こちら中国では私立であれば「こども園時代」から、ネイティブによる英語レッスンがほぼ、
取り入れられている。
我が子のこども園も例に違わず。
男性と女性の英語ネイティブ講師が交代で、毎日1時間程レッスンをしてくれているようだ。
とは言え、我が子は完全中国語の父親と、完全日本語の私という環境で育っており、
そのため2か国語以上の言語に接して育っている子供の特徴として、論文などでも
発表されているように、「話す」ことに限っては発達が少し遅めである。
(こちらの言うことは、両言語とも理解しているようだ)
最近は少し単語らしくなってきたが、まだまだ“発展中”というところであろうか。
一例を挙げてみると・・・
- ありがとう ⇒あーと
- トーマス ⇒とーす
- ハンバーグ ⇒はーぐ
- 火车(=汽車) ⇒ほうちょ
- 骆驼(=ラクダ) ⇒ろーと
- 过来(=おいで) ⇒ごーらい
今日我が子と一緒にままごとをして遊んでいたら、急に仏様を祭ってある場所を指差し、
「ちゃーちゃん(母ちゃん)、アップル」と言い出した。
おぉ、英語できたか!
確かにそこには、リンゴをお供えしてあった。
そしてさらに、一言
「うゆ!」
机に置いてあったミルクを指差して、そう発したのだ。
これには腰が抜けるほどビックリし、たじろいだ。
「우유」、つまりミルクのことだ。
最近我が子は韓国語の歌に嵌っており、夕食準備の忙しい時などたまにYouTubeを見せていると
IPadからよく、韓国語が聞こえている。
子供向けの教育チャンネルの『ピンキッズ(Pinkfong)』というのがあり、歌に合わせ
色、食べ物、数字や動物、乗り物なども教えていくというものだ。
(※世界主要言語に対応しています。もちろん英語版、 日本語版、中国語版もあります。)
それを真剣になって見ているうちに、韓国語も自然と習得していったのだろう。
言葉が急速に発達するこの時期、こちら側が「聞き取れません、分かりません」ではいけない。
我が子の発した言葉に少しでもリアクションをし、発達を促してあげたい。
そうなると、英語だけでなく韓国語も復習しなければいけない…、ということよね(苦笑)
あぁ、マルチリンガルの道のりは、厳しいぜよ!
我が子よ、ちゃーちゃん(母ちゃん)は、正直日本語と中国語だけでもう精一杯なのだ!