ちゃーちゃん@中国

中国滞在10年以上の日本人女性から見える「生の中国」とは?



あなたの目には、中国はどのように映っていますか?

あなたが本当に知りたいことはなんですか?

影響力等は決してないですが、日本人と中国人の誤解が少しでも解ければと思って始めたブログです。



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第1回 なんちゃって朗読劇クラブに参加 ~『大地の子』~ 

以前告知していた『りんろん 第1回なんちゃって朗読劇クラブ』。

先日11月18日に無事開催されたのだが、体調がすぐれなかったり、中国語検定試験があったりで

今まで記事にすることができずにいた。そこで本日遅ればせながら、ご紹介したいと思う。

 


 

今回の課題作品は、山崎豊子さん原作の『大地の子』

中国残留孤児、陸一心(ルー・イーシン)の波乱万丈の半生を描いた物語の中から、

特に感情表現が難しいと思われる初恋相手、丹青とのワンシーンが選ばれた。

陸一心(男性・日本人)の心情
  • 自分が日本人であることをずっと告白できずにいた。その負い目と丹青を失いたくないと言う葛藤
  • 心のどこかで自分は日本人であっても、愛する丹青は信じてくれるのではという思い
丹青(女性・中国人)の心情
  • 愛する一心は成績優秀で、前途洋洋。大学卒業を迎え、自慢の結婚相手と明るい未来が待っていると信じ、天にも昇る思い
  • 長い時間待ち望んだ一心からの“告白”は、考えもしない「日本人」というものだった
  • 天国から地獄へ。騙されていたと思う気持ち、憤慨、父への申し訳なさなどから、一心を罵倒。自身も取り乱してしまう。

【原稿のダウンロードはこちらから】

 


 

今回ゲスト講師としてお招きいただいたこともあり、自然と準備に力が入る。

開催数日前には、主催講師の熊澤みどりさんにお手合わせをお願いし、お互い数パターンの陸一心、

丹青を用意し練習にのぞみ、形を作りあげていった。

 

掛け合ってみた時の感触、お互いの中国語の特徴、役に対する思い入れなどを考慮した結果、

みどりさんが丹青を、私が陸一心を演じることで落ち着いた。

 

今回の課題作品は、中国語自体それほど難しいものではなく、内容も複雑ではないが、なんせ朗読劇。

セリフの「間」、声の「色」、相手との会話のかぶせ具合など、朗読とはまた一味違う難しさと

緊張感がある。 

特にTake3の盛り上がり部分に「生まれは日本人だが、日本のことは何一つ全く覚えておらず、

中国人に育てられ、今は中国人だ!」と陸一心が丹青に訴える長セリフが存在する。

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私が想像するセリフ回しは、この3行を畳掛けるように一気に話し、丹青に“無罪”を訴えたい。

そのためこのフレーズを一息で話す練習を繰り返すのだが、酸欠状態になり頭痛を引き起こすことが

何度もあったことを、ここだけの話としてこっそり告白したい。

 

また違う難点は、Take1とTake2の冒頭にあるナレーション。

どのくらいの温度で、どのぐらいの無機質感で読み上げるか、結構苦労をした。 

と言うのも、回想の色を強くしボソボソと話すと、Take1の二人のラブラブ感が表現しづらく

かといってあまりにも機械的な声だと、「朗読劇」としての感覚が全く伝わらない。

 

あまりにも難しく感じ、みどりさんに「ナレーション読んでくださいよ~」とお願いしたが

「そうすると変じゃない?」と一刀両断されてしまった(笑)

 

約1時間半程、試行錯誤を繰り返し、やっと形が見えたところで予行練習を終了。

2日後に迫った本番に向け、各自自主練を繰り返すことにした。

 


 

当日。通常のりんろん音読会とは違う緊張感。

参加者も掛け合いの相手とは初対面ということもあり、大変なのが伝わってくる。

本番の詳しい内容は、みどりさんがブログで取り上げていらっしゃるので、そちらをぜひ

ご覧いただきたい。 

※中国語学習者の皆さま、講師の皆さま、中国語ネイティブの皆さま

記事内の「中ほど下の方」に、みどりさんと私の音読劇音源がございます。もしよろしければ、お楽しみいただければと存じます。

コメント欄やメールに、率直なご感想や改善点、アドバイスをお伝えいただければ幸いです。どうかご遠慮なさらず、ちゃーちゃんの中国語向上に一役かってやろうと、ご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

みどりさんとの掛け合いが終わった後、オブザーバーで参加してくださったゆうさんが、

男性ということで一心役で急遽ご参加くださることになり、私が丹青役をさせていただいた。

このシーンは大連が舞台になっていることもあり、できるだけ「中国東北女性」を意識し

上から下に降ってくるような、けたたましい中国語で一心を責めるセリフを話してみた。

それを必死で受け止めてくださったゆうさんに、心から感謝を申し上げたい。

 


 

語学学習において、音読の重要性は嫌と言うほど味わっているが、

今回のように「朗読劇」を体験することは、相手がいて掛け合いがあるということで、

より生きた言葉が学べるような気がして非常に有意義だと感じた。

いつも思っている「言葉はパワー」をさらに磨いていけるように、次回開催されたときは、

ぜひまた参加したいと思う。

 

次回開催と言えば、12月10日(月)に

第8回中国語音読サークル〈玲瓏りんろん〉オンラインイベントが開催されるようだ。

いつも大人気で現時点ですでに満員御礼のようだが、キャンセル待ちもできるようなので、

ご興味のある方は、まずHPをご覧いただければと思う。

またリスナー枠なら増員可能だそう。「キャンセル待ち」からの申し込みができるようだ。

 

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数あるブログの中から、私のブログをご覧いただき本当にありがとうございます。

今日も1日、素敵な日になりますように!

 

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