みんな背負っているものがある。
積載量をきっとオーバーしているのだろう。いや、確実に過積載であろう。
しかし、中国ではよく目にする光景。
まるでサーカス芸のよう。ここまで積めば、もう「お見事!」という声が出る。
各方面の安全性、機能性を考えての最大積載量が設定されている。
しかしそれだけでは、決して割り切れないバックグラウンドも存在する。
もちろん最大積載量をオーバーすることは厳禁だ。
絶対に近づかない。そして我が子にも、絶対に近づかせない。
ふと。
近づきはしないが、こちらの常識だけでは測り知れないこともあるのではないだろうか
少し見方を変えると、また違う背景が見えるのではないだろうか。
そんなことが頭をよぎる。
我が子を徒歩でこども園の迎えに行き、少し遊ばせて、徒歩で戻ってきた。
時間にして約2時間。
そこだけ依然変わらない景色。ずっと修理中の車両。
色んなことを思う、晩秋の夕暮。
きっと、みんな背負っているものがある・・・。