今月上旬、9月8日に発表した記事、
「大型連休国慶節にむけ、決戦の火ぶたが、まずは“夫婦間”で切って落とされる」。
たくさんの方からコメントをいただき、「B!」でも取り上げていただいた。
1つ1つありがたく拝見し、心からの感謝の気持ちをお伝えしたい。
本当にどうもありがとうございました。
その中でわざわざ個別にメールを頂き、日中談義に花を咲かせることができた事、
そしてとても素敵なご意見を頂戴し、ご本人のご了承もいただけたため、
ぜひ共有したいと思う。
中国人の△△と申します。初めまして!
私は日本が「平成」になってまもなく留学に来て、そのまま嫁ぎ出産し、日本で生活をしています。
ちゃーちゃんさんの記事を読んで、中国の団欒が懐かしくなったとともに、もうあの“热闹(=ワイワイ、ガヤガヤ、にぎやかに騒ぐ事)”はもうこりごりです。留学するまでの約20年間、そういう環境で過ごしてきたのに、おかしいですね。日本に長く居過ぎたのかな(冗談です)。だから日本人であるちゃーちゃんさんが、あの热闹に立ち向かっていることに、尊敬してやみません。
また中国人のパーソナルスペースが狭いことや、「思いやりと言う名のおせっかい」にも、中国を長く離れ日本文化にどっぷりと浸かってしまったからか、時に耐えられないと思ってしまうこともあります。
だから外国人であるちゃーちゃんさんが、その社会で馴染もうとしているのは、とてもスゴイと思います。
私は日本と同じように、故郷中国も大好きなので、ちゃーちゃんさんが中国のこと、そして中国のご両親(ご主人様のご両親)や家族を大切に思ってくれるのは、同じ中国人として、非常に嬉しいです。それに中国人同士でも嫁姑問題や家族のことで、仲違いすることが多い昨今。異文化を理解しよう努め、語学を極め、ご主人様と手を取り合い異国で奮闘する姿は、私にも力をくれます。
異文化摩擦、異文化矛盾、異文化葛藤。これからをどうか恐れず、あなたはどこまで行ってもあなた。文章からも見て感じられるように、あなたは人を傷つけるような文章は書きません。それは一種の強さだと思います。その気遣いや優しさ、大和撫子的な態度…、やっぱり日本人のちゃーちゃんさん。そのことを忘れず、あなたらしく、前を向いて、ご主人様と手を取り歩んでいってください。きっとあなたなら大丈夫!
ちょっと偉そうに言ってしまいましたね。最後になりましたが、どうかお体に気を付けて、日中の懸け橋になってください。更新を心待ちにしています。
励ましのお言葉を頂き心より嬉しく思い、心より感謝を申し上げたい。
またこのメールを拝見して、中国ご出身の方でも、日本滞在が長くなることで
あの热闹などがだんだんと受けつけなくなってきた、という告白を聞き、
ビックリしたとともに、形にならず焦っていた私に「肩の力を抜いて」と激励し、
自分ができる限り馴染もうとしていることを認めてくださっているようで、
本当に胸が熱くなった。
そして日本人であることを大切にする気持ちを胸に、しっかりこの目で、
中国を見て、伝えていこうと改めて決意した。
10月1日からの国慶節休暇に向け、北京から第一陣である義両親と、我が子の従兄妹、
そして伯母が、本日正午前に瀋陽駅に到着する。これからお出迎えのため家を出る。
前回の記事にも決意を記載したように、怖がったりせず、力んだりせず
まずは「楽しみ」を探そうと思う。