《我心中的一颗种子》
八年前,当我第一次来到中国的时候,日语系的中国学生在我的心里播种下了中日友好的种子。这颗种子一直在我的内心深藏着。五年后,我带着这颗希望的种子义无返顾地来到中国留学。那时候,不要说一句完整的汉语,甚至连自己的名字都讲不出来。但我深信着这颗种子有朝一日一定会生根发芽,开出绚丽的花朵。
在这里的学习期间,老师们的鼓励仿佛充满母爱的大地,同学们的热情就像温暖的太阳,朋友们的关心如同久旱后的甘霖。在这样的充满温情的栽培下,我心中的种子开始慢慢地生根发芽,茁壮成长了。
尽管也会遭遇恶劣的天气,嫩芽也有枯萎的时候,但是,地下的根始终在生长,希望从未泯灭!
将来,我想成为一名汉语教师,成为中日友好的纽带和桥梁。今后我还要不断地努力,浇灌这希望的嫩枝,让它长得更高、更壮……希望它开出绚烂的花朵,结出丰硕的果实,再把这果实传播给更多的人——这就是我的梦想。
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【心の中の一粒の種】
8年前、初めての中国を訪れた時、日本語学科の中国学生が、私の心に日中友好の種をまいた。この種はずっと私の心の奥で時を待っていた。5年後、この希望の種を胸にいただき、背水の陣で中国留学に挑戦した。上手な中国語なんてもってのほか、自分の名前さえも言えないまま、けれどいつかこの種はきっと発芽し、綺麗な花を咲かすと強く信じて。
この(大学生)の間、先生方の励ましは母愛の大地のように、クラスメイトの熱意は温かな太陽のように、友人の優しさは恵みの雨のようだった。この温かな環境で、心の種はゆっくりと芽をだし、しっかりと育っていった。
劣悪な天気に遭うこともあり、若葉が枯れてしまう時もあるだろう。けれど地下でしっかりと張った根は、朽ちることがないと願う。
将来、中国語講師になり、日中友好の絆と掛け橋になりたいと思う。そのためにこれからもたゆまざる努力を重ね、この希望の若葉に水をやり、さらに高く、さらに強く…、そして煌びやかで美しい花を咲かせようと思う。その後、大きく豊かな果実がたくさん結び、その果実を多くの人に贈りたい、届けたい! それが私の夢である。
※この文章は中国の大学卒業時に、大学生活を振り返り書いたものです。当時の思いをそのままに、中国語に手を加え、書き直しました。