《一直在我身边》
离我和爱人结婚登记的日子已经没剩几天了,我自是满心欢喜的忙碌着。这天,母亲走到我面前,对我说:“这周末怎么安排?如果还有时间,能否先停停手头儿的事儿,空出点儿时间给我。”我应了下来。
到了周末,母亲带我去了一家店。
“不要看价格,只管选你最喜欢、你觉得最适合你的。”母亲说这话的时候,眼睛并没有看我;接着,她又说:“你能抓住爱人的胃,吵架就不用担心了。吵架会变成沟通,他会是不离开你的。所以,你每顿饭,都认真努力的去做吧!”
就这样,心里应该是盛着满满的幸福,但眼中却分明含着不舍的母亲,买下了那把我精挑细选的菜刀。
走出店门,我恍惚觉得她那瘦小的背影有些许寂寞。
我现在想想,我自己小家的幸福,起点就在这里。
高中二年级时,县里有个公费选派高中生到新西兰交流的活动,我幸运的通过了考试,拿到了为期3周的家庭寄宿的机会。
兴奋的我,恨不得一夜之间就能完全的提升自己的英语听力水平,于是开始疯狂的练习。因为CD的音质会更好,所以,我买了CD版的听力教材。但当时我并没有CD机,只能跑到哥哥的房间,借用他的立体声CD磁带一体机,把光盘上的内容复制到磁带上再拿回屋听。
大概是听得次数太多了,结果磁带出了毛病,干脆没声音了!我只好再跑去哥哥那儿折腾。
父亲知道这个情况,周末早上突然说了句“跟我走”,就径直把我带到一家卖家电的商场。到了出售便携式CD机的柜台,沉默寡言的父亲只和售货员说了两个字:“那个!”——似乎是为了掩饰自己的拘谨,他那结满老茧的手,略显粗暴的指着一个方向,而那边,有最贵的便携式CD……
我现在想想,我离开日本的海外人生,起点就在这里。
我离老家那么远,可爸妈的爱啊,一直在我的身边。
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【私の傍に、いつもある】
結婚することが決まった時、「今週末、予定がないなら空けておきなさい」と
母親に言われ連れて行かれたとある店。
「どんなに高くても、自分の手にしっかりと馴染むものを選びなさい。」と言った後
「しっかり胃袋をつかんでおけば、夫婦ケンカをしても大丈夫。きっとあなたの元に帰ってきてくれるから。だから一生懸命ご飯を作ってあげなさい。」
嬉しさと少しの寂しさが混じった顔で買ってくれた包丁。
思えば家族の笑顔の起点が、そこにあった。
高校2年生の時、和歌山県高校生選抜試験に運よく合格し
手にしたニュージーランド3週間ホームステイの切符。
リスニング練習のため、兄のステレオデッキでCDからカセットにダビングをし、
カチャカチャ何度も聞いては、テープが伸びて再度ダビングをしていた私。
それを見ていた父親が、週末の朝「付いてこい」と言って到着した電気店。
CDポータブルの売り場まで私を連れて行き、寡黙な父親が店員さんに一言。
「あれ」
恥ずかしさを隠すために荒っぽく指差された先には、一番高価な商品。
思えば今に続く語学の起点が、そこにあった。
私の傍に、いつもある。——父そして母の愛。