ちゃーちゃん@中国

中国滞在10年以上の日本人女性から見える「生の中国」とは?



あなたの目には、中国はどのように映っていますか?

あなたが本当に知りたいことはなんですか?

影響力等は決してないですが、日本人と中国人の誤解が少しでも解ければと思って始めたブログです。



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中国こども園、父兄会に初参加!

8月からこども園に通園し始めた我が子。

先日、早速「父兄会」たるものがあったので、早速レポートしてみたい。

 

「父兄会」参加の案内は、Wechatのグループチャットでいきなりやってきた。

ラブストリーではなく、『父兄会案内は突然に!』である

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8月××日午後1時、こども園2階の音楽ホールにて、新学期父兄会を開催。

 

ちなみにこども園と保護者をつなぐ「連絡帳」のようなものはなく、

Wechatですべてのやり取りをする。

 

私個人としては、こども園の理念や授業内容、子供の教育方法を知る機会というより、

父兄会自体がどのように開催され、どんな「空気感」で保護者が参加するのか等、

中国社会にもう一歩、足を踏み入れられることが嬉しく、また興味深く、

ワクワクしながら当日を待った。

 

午後1時になる5分前、クラスの保護者全員が集合。

(ちなみに日本のように一斉入園ではなく、私立は入園日を自ら選択できる。)

現在我が子のクラスは、生徒数は5名。9月からさらに2名増える予定。

1クラス定員20名で、2名の保育士(主任・副主任)と1名のヘルプ員で保育する)

 

主任保育士と保護者7名、全員が着席し、まずは雑談。

その後、お互いの距離を縮めるためのゲームという名の「お遊戯」。

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以前、子供の教育関連のセミナーに参加したときも、

この手の「お遊戯」をしたことがあり、中国では普通なのかなと思ったりする。

 

お互い照れ笑いをしながら、少し距離が近づいたところで

主任保育士から、このこども園の理念などを、サラッと聞く。

その後、授業内容の発表。正直びっくりした。

 

9月始まりの1年間で、

識字数、暗唱古文数、英語、図画工作作品数、読み聞かせ絵本数、運動指数等

さまざまな学習目標設定値が発表された。

しかも他の保護者の方々は、それが当たり前かのように熱心に聞いている。

 

世界一の人口を誇る中国。

こんな幼い時から、もう弱肉強食、競争社会が始まっている。

 

その後、こども園での注意事項を説明。特にその中でも印象に残ったのが

 ・子供の誕生日に、誕生会用ケーキは持参しないこと

 ・お菓子は持参しないこと。どうしてもというのであれば、送迎時こども園の外で。

 

私もこの会に参加するまで「ケーキの件」は全く知らなかった。

 

まず誕生会用ケーキとは、他の多くのこども園では我が子の誕生日に、

保護者がクラス生徒全員分のケーキ(ホールケーキ)を準備し、こども園に届け、

クラス全体で誕生会を開催してもらうとのことだ。

 

この弊害として、国で定められた20人定員のクラスでは、

毎月平均2名の生徒が誕生日を迎えるため、「今日もケーキを食べた」という現象が

起こっていること。

また「僕の準備したケーキが一番大きい」「私のほうが豪華」と

競争や、見栄の張り合いが起こり収集が付かなくなることが多くあるようだ。

そのため、我が子のこども園では毎月15日にこども園全体で、

その月の誕生日者をお祝いし、こども園が作ったケーキをみんなで食べるとの

説明を受ける。

 

さらにお菓子持参を禁止とは、こども園に行きたがらない子供のため、

保護者がこども園に到着すると、お菓子を取り出してご褒美とし、機嫌を取る。

他のこども園に見学に行った際、気づいたことだが

ご両親は仕事前にイソイソと子供を送り届けるからか、

祖父母がとにかく泣き止ませたい、抱っこするには体力がないという理由からか、

抱きしめたり、時間をかけてあやしたりという方法ではなく、

てっとり早く機嫌の回復ができる、お菓子に頼る親御さんが意外に多い。

 

そうなると、その一連の動作を隣で見ている子供も、そのお菓子が欲しくなり、

機嫌が悪くなり、その子にもお菓子を配ることになる。

お菓子の中には砂糖盛りだくさんの甘いもの等もあるため、

おすそ分けされることを良しとしない保護者(私のことである!)も存在し

保護者間、あるいは子供同士の関係も悪くなるというものである。

 

あっぱれ!!!

このこども園に選んでよかったと、ひとり心の中でガッツポーズ。

 

こういうことを父兄会で主任保育士がきちんと説明してくれる。

日本では当たり前かもしれないが、ここは中国。

ここまできちんと対応してくれるところは、正直かなり少数派だと思う。

 

そんなことを思いながら会は進み、その後主任保育士から

子供たちのこども園内の様子や、現時点でできていること、これからがんばることなど

一人一人の状況を、アドバイスを交えながら、詳細にわたり話してくれた。

その時間、実に2時間半。

水も飲まず、マシンガンの様に途切れることなく、しゃべる、しゃべる。

 

それに便乗するように私を含め7名のママが、日頃の苦悩や問題点、改善策を求め、

主任保育士を交え、大討論会。

 

ママさんたちの発言を聞きながら、

「子育ての悩みは日中どこでも同じだな」とか

「おー、そこでつまずいているのかぁ。私もそうだったな」とか

「迷えばこのママさんたちにも、相談すればいいんだ!」と、思わず嬉しくなった。

 

ちなみに会の最中に自己紹介があり、私が日本人であることを話した。

話す前は「どんな反応をし、どんな態度を取られるのかな」と心配もしたが、

心配ご無用、というか「もう少し心配してくれてもいいんですが」というぐらい

みなさん普通に接してくれ、非常にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいである。

 

帰宅後、主任保育士から父兄会参加へのお礼メッセージが届く。

それに便乗する形で、私もお礼メッセージを送る。

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(皆さんにお会いでき大変嬉しく思います。外国人であるがゆえにご迷惑もお掛けしますが、どうぞよろしくお願いします。もし何かお手伝いできることがあれば、ぜひお伝えくださいませ。皆さんのお役に立てれば幸いです)

 

そうすると、1人のママからメッセージが入る

(あなたのお子さんはクラスのボスみたいなもんだからさ(笑)ようこそ中国へ)

 

嬉しくなって私もすぐに返信

(上上ママさん、ありがとうございます!中国が好きで、だから中国語を勉強し、中国にお嫁にきました)

 

その後も、たくさんのママたちから歓迎や励ましのメッセージが届き

とても幸せな気分になった。

 

もちろん私が外国人ということで、正直目立つ。実際すでに我が子は園内の有名人。

私が知らない保護者からも、「〇〇、今日も元気ね」と名前付で声をかけられる。

だから、いろいろ面倒なこともあるだろう。

例えば大型イベントでは、「親御さんも『かくし芸』を披露していただきます」と

父兄会で、早速主任保育士からの宣言。

「日本文化披露していただけると、子供のためにもなると思うんですよ」

おそらく何かと理由をつけて、私がクラスのママ代表として舞台に立つであろう。

それも、ママたちの選択肢なき多数決、私を除く満場一致で即決となることも、

簡単に予測される。

 

でも私はこの中国社会を垣間見られる機会をフルに利用し、

「中国PTA」を楽しもうと思っている。

そう、「VIVA 中国PTA!!!」である。 

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追記

主任保育士と7名のママによる、「マシンガントーク怒涛の3時間半」は

さすがに疲れたのか、その日の夜、我が子が寝付く前の午後8時過ぎには

寝落ちしたことを併せて記載しておく。

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