ちゃーちゃん@中国瀋陽

オンライン中国語講師|中国語ネイティブの発音と、より楽しく学べる方法を模索中|漫才や“脱口秀”など、面白い事(言葉遊び)が大好きな関西人

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義弟夫婦と過ごす休日【午後編】

【前回(午前編)のあらすじ】

学会で瀋陽滞在中の義弟夫婦。高級レストラン「梅龍鎮」でランチを取った後

義弟夫婦、主人、子供と私を乗せた自家用車が、向かった先は?

 

 

超久々の休日、とにかくのんびりしたいという義弟の要望を叶えるべく、

向かった先は?

 

アジア人と言えば、やはり・・・。

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「温泉」

瀋陽にもあの大江戸温泉があり、寒い季節の休日ともなれば連日満員御礼。

さすがに昨日は週末ではあるものの、天気が良く暑かったので、入場客は少なめ。

私たちにとってはありがたいことだ。

 

週末入場料69元。

のところを、グルーポン割引価格55元で購入。

ちなみに90㎝以下の子供は無料。

 

営業時間10:00~25:30

入れ替え制ではないので、宿泊可能。しかし翌日営業時間が始まるまで退場できず。

主人曰く、1回分69元で3泊したという強者も。

 

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自動ドアが開くと、いきなり桜の木がお出迎え。

入口に入場タグを配布してくれるサービス員が立っており、

男性/女性用に分けて渡される。

 

靴はタグに書かれている番号の靴箱へ

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案内板で、各階のサービス内容を確認。

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少し見づらいので、簡単に説明すると

1階 岩盤浴やサウナ、お座敷休憩室、キッズランド、レストラン、売店

2階 SPA、マッサージ、テレビ付ソファー、パソコン室、仮眠室、VIP

3階 温泉、変わり種温泉、露天風呂、あかすり、更衣室

 

土曜日は30度超え蒸し暑く、汗もたくさんかいていたので

早速3階の温泉へ向かう。

エレベータに乗り、3階に到着。出ればすぐに浴衣貸出カウンター。

男女とも浴衣タイプと甚平タイプから選べ、柄はそれぞれ4種類ずつ。

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サウナに入り汗をかいたり、濡れてしまった場合は

何度でも交換可能らしい。

 

浴衣を受け取り、「いざ温泉へ!」

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ちなみに幼児は身長90㎝を超えた場合、異性の温泉には入れなくなる。

つまり2歳児でも90㎝以上の男の子は、ママと一緒には入れない。

 

現在中国でも離婚率が高まりシングルマザーも増えてきた。

この場合はどうすればいいのだろう。

主人に曰く、ママ+息子では基本来ないらしく、

そういう場合は祖父母もつれて家族で来るか、再婚してからくるとのこと。

 

う~ん・・・。

 

気持ち改め、更衣室へ。

ロッカーも一人あたりのスペースが大きく取られ、清潔。

ここからのスペースはさすがに写真がないのが残念。

(温泉の写真は、ネットから拝借)

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約20近く程の湯船があり、「バラの湯」や「子供専用38度湯」など

おもしろい!と思える変わり種も盛りだくさん。

 

アメニティーグッズも充実。

おなじみのシャンプーハットや化粧水類はもちろんのこと、

「温泉 ⇒ 1階2階でくつろぐ ⇒ 温泉 ⇒ レストラン ⇒ 温泉」と、

何度も入ってもらえるようにと、使い捨てパンツも完備。

 

義弟夫婦にもそろそろ断乳時期が迫っている子供がいる。

そのため義妹と二人、のんびりと「子育て談の花を咲かせようか」と

思いながら更衣室へ向かっていると、携帯電話が鳴る。

主人からだ。

 

「ちゃーちゃん、ちゃーちゃん、と言って泣くから、そっちで面倒みてくれる?」

 

やっぱり。

最近保育園に行きだしたこともあり、休日は私にべったりなのだ。

幸い身長90㎝の壁はそれほど厳しいものではなく、

サービス員にも止められもしなかったので、女性側で入ることに。

 

2歳にして「おやじかっ!」というほどお風呂が好きな子供。

十二分に楽しんだところで、退出。

 

主人と義弟はそのまま垢すりをしてもらっているらしく、

義妹と3人で1階キッズランドへ。

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1時間ほどして主人たちと合流。

その後義弟夫婦は2階のアロママッサージへ。(※別途料金。入場セット割引あり)

私たち家族3人は1階の岩盤浴へ向かう。

 

その途中の模様はこちら。

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お座敷休憩スペース

 

突如として現れる鳥居。

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そして絵馬。

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細かなツッコミは置いといて、

さらに足を進めると、一番奥の岩盤浴スペースに到着。

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ちょっと想像と違うのは、“中国式”岩盤浴ということで。

ここにはテレビも2台設置されており、床からホコホコと

くつろぎながら視聴することも可能。

 

さらにその周りを各温度に設定された日本式岩盤浴が、脇を固める。

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発汗性を高めるために、「ひんやり室」も完備

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さらには「酸素サロン」も

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今回2階はゆっくり利用しなかったため、さらっと紹介。

パソコンルームやテレビ付ソファールーム等。

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長居すること約4時間。

日頃の疲れをゆっくりと解きほぐす。

そうなれば、時間とともに自然とおなかもすいてくる。

次なる目的地は、そう、お楽しみディナー!

 

 

義弟夫婦はとにかく大の「肉食」。

ということで、やってきたのは・・・、このお店!

 

「西部第一烤场(Western BBQ No,1 Square)」

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お店の中も、おしゃれ!

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そして座るなり、早速頼んだビール

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生ライブもあって、雰囲気はさらにヒートアップ!

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音楽好きの子供が手拍子をとり、お尻を振って踊りだしたため会場は大盛り上がり。

ステージにも特別にあげてもらい、レストラン全体が一体化!

お店からちょっとしたサプライズが。

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卵チャーハンが、サービスに!

 

ここで一つお詫びが!

楽しみ過ぎて、料理の写真は一枚も撮っておらず・・・。

そのため実際に足を運んでお楽しみあれ!

 

 

結局子供と私は20時半に店を後にし、義弟夫婦と主人は引き続きビールとお付き合い。

この日ホテルには泊まらず、我が家で一泊。

その後帰ってきたのは、おそらく日付変更線がまもなく、という頃だった。

 

ふと夜中3時、目が覚める。

ダイニングで義弟がパソコンに向かっている姿が目に入る。

どうやら数時間後に迫った学会発表の資料を作っているようだ。

コーヒーを差し入れ、私は再度、夢の世界へ。

 

早朝5時。朝ご飯を作ろうと起きる。

義弟はまだパソコンとにらめっこ。

目の下のクマが、一睡もしていない証拠。

 

義弟は業界では「ひとかどの人」である。

誰にも見せないところで、こんなにも努力をしている。

 

その後9時から行われた発表会。

2位の優秀賞を勝ち取って帰ってきた。

おめでとう!

 

改めて、あの言葉が脳裏をよぎる。

「努力は必ずしも成功に結び付くわけではないが、成功している者は必ず努力をした者である!」