中国語との付き合いは、早いものでもう10年以上になる。
そうなると、自分の中国語が見えなくなってしまうこともよくある。
その顕著なるものが「発音」。
知らず知らずのうちに自分の癖がついてしまうのだ。
発音練習は、アナウンサーや歌手の発声練習のように、
どれだけ中国語学習歴が増えたとしても、いや増えれば増えるほど
練習とメンテナンスが必要だと思う。
今年5月、何年かぶりに発音矯正のレッスンを受けた。
講師は日本人。
つまり、ノンネイティブが果敢にも外国語の発音講師をつとめる。
講師の正確なひと音ひと音のバックには、どれだけの苦労が隠されているのだろう。
人知れず涙したことも、悔しさで歯を食いしばったこともあっただろう。
ネイティブにも認められ、思わず笑みが漏れたこともあっただろう。
その一つ一つの経験が綺麗で正確な発音となり、教えるヒントとなり、
講師の中国語を作り上げてきたのだろう。
「尊敬」以外の言葉が見つからない。
きれいな中国語を話せることを、喜びとパワーに!
そんな心のこもった授業がここにある。
『湘南すみっこ中国語教室』